Top

『道浦TIME』

新・ことば事情

6766「カッサ」

いつも女性目線の新しい言葉の情報を教えてくれるMアナウンサーからの新情報。

「カッサ」

という言葉。

「カタカナ?漢字で書けるの?」

と聞いたら、

「漢字で書けます」

とのこと。「カッ」は「刮」、「サ」は「痧」(「やまいだれ」に「沙」)と書くそうです。つまり、

「刮痧」

これは何かというと、

「皮膚を水牛の角や玉でこする。民間療法」

なのだそうで、それを行うためのプラスティックの板を

「刮痧プレート」

と言い、それで得られるの効果を、

「刮痧効果」

というそうです。もともとは「中国由来」で、現在はインターネットの「アマゾン」で、

「かっさ」

と検索すると、たくさん商品が出てくるのだそうです。

「かっさ」で検索してみたら(グーグル、3月27日)

「かっさ」=52万7000件

でした。トップで出て来たのが「日本かっさ協会」、そんな団体まであるんだ!

https://j-kassa.jp/know/

そのサイトによると、「かっさ」とは、

2500年前から中国で行われてきた民間療法である「刮痧(かっさ)療法」が原点。「刮(かつ)」はけずるという意味で、「痧(さ)」は動けなくなって滞っている血液のことをさします。 専用の板を使って皮膚の経絡や反射区を擦って刺激することで、毛細血管に圧を加えて血液の毒を肌表面に押し出し、経絡の流れを良くするというもの。いわば、東洋医学的なデトックスであるといえます』

と記されていました。「デトックス」かあ。何年か前に流行りましたね。その後あまり耳にしなくなりましたが、どうなったんだろうか?

世の中、知らないことがいくらでもありますね。

(2018、3、27)

2018年3月28日 15:40 | コメント (0)