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『道浦TIME』

新・ことば事情

6914「お化け屋敷プロデューサー」

去年(2017年)の7月17日、こんな言葉を見かけました。

「お化け屋敷プロデューサー・ゴミヒロフミ」

それを見て、

「そんな"職業"というか、"肩書"があるのか!?」

と思いました。

・・・このメモを残したまま、特に何も展開せず1年が経過。

けさ(2018年8月9日)の通勤電車(京阪電車)の中のアナウンスで、沿線の遊園地「ひらからパーク」(通称・ひらパー)の宣伝の音声を聞いていたら、

「有名お化け屋敷プロデューサー」

という言葉が!

またやってる!つまり、また「夏」が来た!

この言葉って、どのくらい定着しているのでしょうか?検索、検索!

・・・出てきましたよ、

「五味弘文さん」

という方。1957年生まれだそうです。ウィキペディア情報ですが、

「長野県茅野市生まれ。立教大学法学部在学中より演劇活動を始め、卒業後に劇団を結成。主宰・作・演出を務める。下北沢ザ・スズナリ、渋谷ジァン・ジァンなどでの公演を経て、1992年解散。同年、『麿赤児のパノラマ怪奇館』で初めてお化け屋敷のプロデュースを手がけ、大ヒットさせる。1996年の『パノラマ怪奇館'96~赤ん坊地獄』ではストーリー性を導入したお化け屋敷を制作する。東京ドームシティアトラクションズ(旧称・後楽園ゆうえんち)を拠点として長年活動してきたが、2011年に広島で開催された紙屋町お化け屋敷『恐怖のおるすばん』を皮切りに、お化け屋敷プロデュースの全国展開を始める。近年では大学などでの講義活動も行う。」

演劇の手法を取り入れて、リアルに怖いお化け屋敷を演出、ということか。劇団員の方の働き先の開拓ということもあったのかも。20以上前から活動はされていて、ここ数年、全国展開をされている感じですかね。

グーグル検索(8月9日)では、

「お化け屋敷プロデューサー」=6万1500件

出て来ました。

いろんなお仕事があるんだなあ。当然、

「お化け屋敷俳優(女優)」

という職業もあるんだろうなあ。「求人欄」とかで。

(2018、8、9)

2018年8月 9日 17:10 | コメント (0)