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『道浦TIME』

新・ことば事情

7245「雨量と降水量」

この秋は、台風や豪雨のニュースをお伝えすることが多く・・・去年もそうだった。

千葉の皆さん、被災された皆様お見舞い申し上げます。

やっぱり、これって「温暖化」の影響ですよね。海水温が上がって、台風が次々と発生しているのでは?と思ってしまいます。そのニュースの中で、

「24時間雨量」「24時間降水量」

「1時間雨量」「1時間降水量」

「積算雨量」「積算降水量」

「降り始めから雨量」「降り始めからの降水量」

というように、

「雨量」「降水量」

という似たような2つの言葉が出て来ます。

冬は「雪」も降るので「降水量」のほうが妥当でしょうが、今の季節は「雨」だけだから、

「雨量」

の方が分かりやすいのではないか?

そう思い、会社のウェザールームの気象予報士さんに聞いたところ、

「気象庁は『降水量』を使っていますが、おっしゃるように今の時期は『降水量=雨量』ですから、同じですね」

という回答だったので、それ以降は、原則「雨量」を使うようにしています。

(2019、10、29)

2019年10月29日 19:47