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『道浦TIME』

新・読書日記 2018_127

2018読書日記127『マーラーの交響曲』(金聖響・玉木正之、講談社現代新書:2011、12、20)

先日たまたま、フェスティバルホールで、サイモン・ラトル指揮「ロンドン交響楽団」の演奏を聴く機会に恵まれた。演奏曲は、生誕100年のレナード・バーンスタイン作曲の「交響曲2番」と、マーラーの「交響曲9番」。指揮者としても有名で、佐渡裕の師匠でもあったバーンスタインの曲と言うと「ウェストサイド・ストーリー」をまず思い浮かべるが、私の場合は、1982年に早稲田大学グリークラブの一員として参加した「シカゴ音楽祭」で歌った「チチェスター詩篇」という何だか難しい曲を思い出す。今回の「交響曲2番」は、思ったより楽しい曲だった。

そして、マーラーの「交響曲9番」。CDは4枚ぐらい持っていたが、どんな曲だっけなあ。聴いてみたら、まあー、長い。そして、

「マーラーは、どこを切ってもマーラー」

その意味では、

「サザンオールスターズと同じだなあ」

と感じました。

それで引っ張り出して来たのがこの本。「9番」をどのように書いているのかな?と思ったら、長い曲なのに、記述は短かったです。


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(2018、9、25読了)

2018年10月11日 19:36 | コメント (0)