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『道浦TIME』

新・読書日記 2018_172

『ブラック・ジャック8』(手塚治虫、秋田書店:1988、2、20第1刷・1991、2、25第19刷)

ピノコ、かまいたち、ヤクザの親分の全身入れ墨、権威を振りかざす大先生の下での血栓手術、ひき逃げ記憶喪失・恋愛、大作家が、自らの命を懸けて国民的作品のエンディングを書くプロの姿勢、殺し屋とヤミ医者のプロ意識とリスペクト、ドクター・キリコの最大の失敗。読み応えあり!

もしかしたらこの時期、「漫画」から「マンガ」に変化が起きる中で、手塚治虫は「プロの漫画家」としての「意地」のようなものを感じていたのかもしれないなと思った。

「ゲイラ・カイト」が出てきた。1970年代前半かな、流行ったのは。最近、見ないな。


star4

(2018、12、15読了)

2018年12月20日 11:09 | コメント (0)