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『道浦TIME』

新・読書日記 2017_154

『藝人春秋2(上)ハカセより愛をこめて』(水道橋博士、文藝春秋社:2017、11、30)

水道橋博士が「週刊文春」誌上で連載していた「藝人春秋」の単行本の第2弾は、何と「上・下2巻」にも!

このタイトルは良く出来ている。もちろん「週刊文春」を出版している「文藝春秋社」にひっかけていて、特にこの旧字体の「藝」が、博士の気に入ったんでしょうね。また「春秋」というのは、「いろんなことがあった」という「時の流れ」を感じさせるしね。シンプルで良いタイトルだと思います。

サブタイトルが「上巻」は「ハカセより愛を込めて」。これも当然「007」シリーズの「ロシアより愛を込めて」のパロディですよね。映画も愛しているのねと感じさせる。そして「007」主人公の「ジェームズ・ボンド」は「スパイ」。「芸人」である水道橋博士の本当の姿は「作家」「エッセイスト」「ジャーナリスト」で、

「芸能界に潜り込んで、その実情を探るスパイなのだ」

というニュアンスも感じさせた。

タイトルだけで、こんなに感想を書いてしまった。

内容は・・・いろんな「藝能人・有名人」の「表と裏の顔」全てを明らかにしていくのだが、もうね、文章がスゴイです。練りに練られて、オチに至るまでのクスグリも満載。知識と経験の深さにも脱帽です。全員、実際に会って、つまり取材して書いてるから、そこは強いですよねえ。

上巻で取り上げた有名人は、橋下徹、タモリ、リリー・フランキー、三又又三、デーブ・スペクター、みのもんた、江頭2:50、照英、阿藤快、さんまのむすめ、はかせのむすこ、藤圭子のむすめ、マキタスポーツ、大瀧詠一と、"多岐"にわたる、大"瀧"だけに。

照英の話で、わが読売テレビの開局55周年記念番組(アマゾンで魚を釣りに行く番組)の話も出て来てビックリ!そのプロデューサー、今「ミヤネ屋」でデスクやってるよ!目の前におるがな。博士には以前「ミヤネ屋」にもご出演いただいていた時期もあり、その際にちょこっとだけお話しさせていただいたこともあったが、より一層、親しみを感じました!

「下巻」が楽しみ!!と、ここからは一気に、年末年始の休みに読みました!(つづく)


star5

(2017、12、26読了)

2018年1月12日 11:40 | コメント (0)