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『道浦TIME』

新・ことば事情

6217「『サステイナビリティー』の表記」

毎度毎度、新しい「カタカナ語」を披露している小池百合子東京都知事。

きょう(12月16日)出て来た新しい「カタカナ語」は、

「サステイナビリティー」

でした。意味は、

「持続性」

ですね。わかります。わかりますが、使わないなあ。この言葉の表記が、

「サステイナビリティー」

「サステイナビリティ」

「サステナビリティー」

「サステナビリティ」

「サスティナビリティー」

「サスティナビリティ」

「6通り」考えられます。ポイントは、

  1. 語尾を「ー」で伸ばすかどうか?

  2. 「テイ」か?「テ」か?「ティ」か?

の2点です。その組み合わせで「6通り」になっているんですね。

英語の綴りの、

sustainability

や「発音」からから考えると、

「サステイナビリティー」

かなあと思うのですが。「グーグル検索」(12月16日)では、

「サステイナビリティー」=  8万9700件

「サステイナビリティ」 = 29万4000件

「サステナビリティー」 = 32万5000件

「サステナビリティ」  =239万0000件

「サスティナビリティー」=103万0000件

「サスティナビリティ」 =103万0000件

ということで、一番多い表記は、

「サステナビリティ」

でした。私が推した「サステイナビリティー」は最下位、一番使われていませんでした。

(2016、12、16)

2016年12月18日 12:21 | コメント (0)