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『道浦TIME』

新・読書日記 2011_205

『脳はなにかと言い訳する~人は幸せになるようにできていた!?』(池谷裕二、新潮文庫:2010、6、1第1刷)

 

解説が「中村うさぎ」なんでびっくりした!クレジットカードが出している月刊誌『VISA』で連載されていたとのこと。毎月読んでいたはずなのに、気づかんかったあ!その短いエッセイに、語りおろしの少し長めの解説がついたかたちはユニーク。

前々から感じていたのだけれど、やっぱり「脳」の存在は不思議。「記憶」の存在は不思議。記憶は作り変えられるよね、自分に都合のいいように。それを意識できないのであれば、「ウソ」と「真実」の境界線は、自分の中にはないし、「客観的な事実」が示されても、信じられないだろうね。そう思うのですよ、最近。そうなると「我思うに我あり」なんだなあ・・・いろいろと脳は不思議だと思いませんか?イエス?脳?

「脳と言える私」。

 

 


star4

(2011、11、17読了)

2011年11月27日 12:24 | コメント (0)