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『道浦TIME』

新・読書日記 2015_140

『資本主義の終焉と歴史の危機』(水野和夫、集英社新書:2014、3、19第1刷・2014、6、17第7刷)

 

 

1990年代後半、二十世紀の終わり頃に「終末論」が出てきたが、二十一世紀に入って10年以上たった現在、「3、11」東日本大震災を始め、御嶽山の噴火など、様々な異常気象など、また「終わり」を感じさせる出来事続いた。音楽シーンでは「SEKAINO OWARI」(世界の終り)という名前のバンドが人気らしい。

で、本書もタイトルに「終焉」という言葉が入っている。昨年の3月に出てベストセラー、「新書大賞」も取ったぐらい人気の一冊だが、専門的でちょっと難しかったのでようやく読み終えた。読んでみると大変興味深い内容。「歴史」に対してこれまでと違った角度での視点で、「新しい枠組み」を提案している。

 

 


star4

(2015、8、3読了)

2015年10月25日 12:15 | コメント (0)