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『道浦TIME』

新・ことば事情

5759「はるな愛の語尾変化」

 

急に思いつきました。

「はるな愛」さんの語尾の口癖についてです。

はるな愛さんと言うと、相槌を打つときに、よく、

「いるよねー」「するよねー」

と言いますよね。これは、実は、

「いるよなー」「するよなー」

という、

「『男言葉』の語尾の『な』を、『ね』に変えることで、言葉を『中性化』している」

のではないでしょうか?完全に「女言葉」にするには、

「いるわよねー」「するわよねー」

となると思いますが、この場合は、

「『わ』と『ね』の2回、変えなくてはならない」

ですが、

「いるよねー」「するよねー」

ならば、それが「1回」で済みます。

関西弁の語尾「やん」を「じゃん」に変えることで、

「『関西弁』が、簡単に『横浜弁』という『関東方言』にできる」

ようなものではないでしょうか?これは、ローマ字で、

「JAN」

と書いた場合に、これを「ドイツ語読み」すると、

「ヤン」

ですが、「英語読み」すると、

「ジャン」

だというのと似ていますね。

なぜか急に、そんなことを考えてしまいました。

(2015、5、28)

2015年5月30日 18:22 | コメント (0)