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『道浦TIME』

新・読書日記 2014_187

『松田聖子と中森明菜~一九八0年代の革命【増補版】』(中川右介、朝日文庫:2014、12、30)

 

著者の中川右介さんから頂きました。

うーん、世代的には、「ほぼズバリ!」だって、聖子ちゃんと同じ学年だもん!生まれ年は、私の方が1年早いけど。80年代前半、つまり大学生の時までは、全部聴いていましたね。デビューが1980年、まさに大学に入学した年だし。

この本の「前編」にあたる『山口百恵』は買ったけど、まだ読んでいなくて。読まなきゃ。

山口百恵が引退したのが「1980年10月」の武道館ライブ。まさに、そのあとの席を埋めるべく、彗星のごとく登場したのが松田聖子。しかも、その年には本当はデビューできないはずだったのに、その強い意志と歌唱力&強い運で、スターダムにのし上がっていく・・・。山口百恵は、それまでの歌謡界にいなかったタイプでスターになり、その山口百恵の後は、全く別のタイプの松田聖子が占め、さらにその2年後輩の「1982年組」の中森明菜は、松田聖子とは違った魅力でのし上がっていく・・・改めて当時を思い出しながら読めました。TBS「ザ・ベストテン」、懐かしいなあ。

そして、2014年のNHK紅白歌合戦。なんと、"全盛期"(と言っていいですよね?)から30年近く経って、「松田聖子」と「中森明菜」が共に出演したのである。(明菜は、ニューヨークからの中継だったけれどもね)。その昔、松田聖子と付き合っていた「郷ひろみ」も、その同じステージに出演していた・・・改めて時の流れを感じることが出来ました。同世代の皆さんは、ぜひお読みください!

いま、この本は、後輩の山ちゃん(山本隆弥アナウンサー)に貸しています。読んだら、ちゃんと返してよ!


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(2014、12、21読了)

2015年1月 9日 12:39 | コメント (0)