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『道浦TIME』

新・ことば事情

4806「田中克彦の『克』」

 

先日、言語学者の、

「田中克彦」

先生の本をリビングで読んでいたら、2の娘がやってきて、

「たなか かつひこ」

と読めたので、ビックリしました。「田中」はまあ、小学2年生が読めても不思議はないです。また、私の名前が「俊彦」と「彦」が付くので、「彦」も読めてもそれほど不思議はない。しかし、

「克」

の字は、小学2年生では読めないのでは?と思ったので、

「なんで『克』が読めたの?」

と聞くと、なんと、

「高橋克也容疑者の『克』やろ」

と答えるではないですか!そこで

「『高橋克也容疑者』って、何の人か知ってる?」

と聞くと、

「オウムやろ」

と答えます。まさか・・・と思って、

「・・・オウムって?」

と聞くと、

「しらん」

さすがに、これは答えられませんでした。

それにしても、小学校低学年の子供は見ていないようでも、流れているニュースをこれだけ覚えてしまうのですね。ビックリしました。

(2012、8、1)

2012年8月 3日 17:28 | コメント (0)