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『道浦TIME』

新・ことば事情

4425「喉の渇きを・・・」

 

高田純次さんが街をタクシーで観光する「ミヤネ屋」の人気コーナー、「高田タクシー観光」ナレーション原稿をチェックしていたら、こんなフレーズが出てきました。

「つめたーいビールで、喉の渇きを潤します」

一見、スルッと見逃してしまいそうですが。ちょっーと待った!微妙におかしいゾ!

「喉の渇きを」

と来たら、そのあとは、

「癒やします」

でしょう。もし「潤します」を使いたいのなら、その前の部分から「渇き」を削って、

「喉を潤します」

が正解でしょう。微妙なところですが、これはいわゆる、

「混交表現」

ですね。間違いです。

「喧々囂々(けんけんごうごう)「侃々諤々(かんかんがくがく)が混ざってしまって、

「喧々諤々(けんけんがくがく)」

になるのと似たような種類の間違いです。また、

「火ぶたを切る」と「幕を切って落とす」が混ざって、

「火ぶたを切って落とす」

としてしまう間違いと同じ種類ですね。気をつけましょう。

 

(2011、7、25)

2011年7月30日 12:30 | コメント (0)