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『道浦TIME』

新・ことば事情

3840「ブランコの命名」

年末、4歳(当時)の娘の希望で、木枯らし吹きすさぶ近くの公園に行きました。

お目当ては「ブランコ」です。

さすがに寒いのであまり人がいません、娘は喜んで一人でブランコに乗っていました。

「ほお、もういつのまにか『立ち漕ぎ』ができるようになったんだなあ・・・」

そんなことを考えながら、寒い中、風に揺れているブランコを見ていて、ふとこんなことを思いつきました。

「ブランコ」、その命名はたしかポルトガル語かスペイン語で、「白い」という意味の単語からきたと聞いたか読んだことがありましたが、

「ブランコの命名・定着には、揺れる擬態語の『ブラブラ』が関係しているのではないか?」

つまり、「ブラブラする」から「ブランコ」。

当たり前といえば当たり前、おそらく皆さん、そう思っているのではないか?

本当のところはどうか分かりませんが、寒い中、ブランコを見ていると、そう思ったのです。

(2010、2、8)

2010年2月10日 15:18 | コメント (0)