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『道浦TIME』

新・読書日記 2015_128

『鉄道でめぐるゆるり京都ひとり旅』(羽川英樹、PHP京都しあわせ倶楽部:2015、9、22)

 

元・読売テレビアナウンサーで私の先輩の、フリーアナウンサーの羽川英樹さんの、たぶん2冊目の著書。事前に本が出るとは聞いてなくて、本屋の店頭で見つけて即購入、読みました!

羽川さんは「鉄道好き」、いわゆる「鉄ちゃん」を自認され、その関連のお仕事もしていますが、本書はそんな「鉄分」が思う存分味わえます!そして、私のように「特に鉄道ファンでもない人」でも楽しめます。読んでいるだけで、もうその「駅」周辺の場所やお店、名所に連れて行ってもらっているような気分が味わえます。それは恐らく、それぞれの路線・駅に、実際に羽川さんが行ったことがあるという「裏付け」があるからでしょう。

いくつかのお店のメニューに関しては「伝聞体」で書いているので、「あ、この店のこのメニューは食べてないんだな」ということもわかります。大変、良心的です。

羽川さんは子どもの頃から馴染んだ「京阪電車」に大変思い入れがあり(そういえば昔、京阪の全部の駅を『○秒で』言える!という「芸」を見せて下さいましたね。)、その分、一番力が入った記述になっていると思います。その「京阪電車」に乗りながら、この本を読みました!おすすめです!!


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(2015、9、17読了)

2015年9月24日 16:26 | コメント (0)