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『道浦TIME』

新・ことば事情

5691「ウエアラブル端末」

 

3月10日、アップルが腕時計型の情報端末「アップルウォッチ」を4月24日に発売すると発表しました。

それを伝えた日テレ「ストレイトニュース」では、この、腕時計型情報端末のことを、

「ウエアラブル端末」

と言っていましたが、この言葉は言いにくいですねー。スーバーでは「エ」は大きかったですが、森富美アナウンサーは、「小さい『ェ』」で、

「ウェアラブル端末」

と読んでいました。「小さい『ェ』」にしたほうが、より読みにくい気がします。

また、カタカナで書くよりも、

wearable

と英語で書いた方が読みやすいですねえ。

「ウエア・ラブル」

と、意識の上で区切ると読みやすいです。

ちなみに、NHKのお昼のニュースでも「アップルウォッチ」のことを、

「ウェアラブル端末」

と言ってましたね。「小さい『ェ』」でした。

しかし、テレビ朝日のお昼のニュースではこの言葉を使わず、

「身に着けたまま操作できる」

という言い方をしていました。

(2015、3、10)

2015年3月10日 23:58 | コメント (0)