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『道浦TIME』

新・読書日記 2013_111

『民王』(池井戸潤、文春文庫:2013、6、10)

 

「たみおう」と読むようです。

主人公は、総理大臣とその息子。舞台は政界。あまり書いちゃうと面白さが減っちゃうので書けないんだけど、ひとことで感想を言うと、映画『転校生』を思わせる「入れ替わり」。ドタバタ度合いは「筒井康隆」的。『俗物図鑑』を思い出しました。おもしろかったです。これまでに私が読んだ池井戸潤の作品にはない「おもしろさ・軽さ」があったが、「おもしろうてやがて・・・」という感じで、考えさせられる内容だった。


star4

(2013、6、23読了)

2013年6月24日 12:20 | コメント (0)