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『道浦TIME』

新・ことば事情

4567「パーカーパン」

 

小学1年生の子供が学校からもらってきた「今月の給食の献立」この中に見慣れないメニューが。

「パーカーパン」

私が子供のころの給食で出てきたパンは、

「コッペパン」

でしたが、それを最近は「パーカーパン」と呼ぶのでしょうか?それともまったく「別物」のパンなのでしょうか?

子供の連絡帳にその質問を書いたところ、先生から、インターネットで検索した資料も添付した丁寧なお返事をいただきました。ありがとうございます。それによると「パーカーパン」とは、

「アメリカの『ホテル・オムニ・パーカーハウス』で出されていたといわれる、切れ目を開くと中に具をはさむことができる形状のパン」

なのだそうです。正式には、

「パーカーハウス・ロール(Parker-houseRoll)」

というようです。ハンバーガーの「バンズ」のように上下が分かれているのではなく、あくまで「一枚もの」のパンで、間にいろいろとはさめるのですね。

なるほど、見たことも食べたこともありますが、名前は知りませんでした。

余談ですが、「コッペパン」の「コッペ」は、車の「クーペ」と同じ意味だと知ったときは、結構ショックでした。

 

(2012、1、15)

2012年1月17日 18:04 | コメント (0)