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『道浦TIME』

新・読書日記 2010_240

『架空の料理空想の食卓』作家:リリー・フランキー、料理人:澤口知之、扶桑社:2009、4、30)

写真がもう芸術的、というか、料理が芸術的なんだけど。

文章もキレてる。私はリリー・フランキーという人は、何となくいい加減そうで、あまり好きではなかったのだが、この文章を読めば、好きか嫌いかは別にして「スゴイ!」と言わざるを得ないと思った。スゴイです。

色々あるんですがなかなか全部は書けないので、一つだけ挙げておくと・・・アイドル・酒井法子が20歳の誕生日パーティーで「私は処女です」と言ったそうで、それを覚えてていて、またこういうところにさらりと持ち出してくる、堂々下ネタというところが、いやらしくもあり、ヤラシクもあり、私にとって「リリーさんのスゴイけど好きではない部分」でしょう。この本が出たのは去年の4月、雑誌連載はもっと前ですから、酒井法子の事件よりも前に書かれて出版されているのですが。

 

 


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(2010、12、12読了)

2010年12月22日 12:09 | コメント (0)