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『道浦TIME』

新・ことば事情

4137「消音ボタン」

 

会社の中に色々なテレビがあって、それぞれに「リモコン」があります。その時々でモニターの音量を上げますが、普段は音を消してあります。

自分の関連の番組を見終わったら、音量を絞るために「消音(ミュート)」のボタンを押すのですが、あまりにもいくつものリモコンがあって、そのボタンの配列がリモコンによって違うので、いつも「消音」ボタンを探すのに手間取ります。

しかし!ついに先日、「消音ボタンの見つけ方」に気付いたのです。

「消音」というからには「音量=ボリューム」に関係している。ということは、

「『ボリュームのボタン』の近くに『消音ボタン』はあるのではないか?」

と思ったのです。すると!ボリュームボタンは、「+・-」で表されていて、結構大きなボタンで、チャンネルの「上・下」のボタンと並んで目立つのですが、はたしてその横に必ず「消音ボタン」があったのです。つまり、

「『消音ボタン』は、『ボリュームの+・-ボタン』を探せば、その横にある」

と。

もし皆さんも、いろんなリモコンが混在しているような場合に「消音ボタン」を使う際には、活用してみてください。そんなケースって、あまりありませんか?自宅では不要ですかね。

とにかく、テレビの製造会社が、各社勝手気ままに並べているように見える「リモコンのボタンの配列」にも、実は利用者の使いやすいように考えて配列されているのですね。ただ、その「使いやすさの法則」に利用者が気付いていないことも多いのではないかなあと思いました。

 

(2010、9、5)

2010年9月 7日 14:17 | コメント (0)