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尾山憲一(ytvアナウンサー)『スポ根劇場尾山の大将』

甲子園がMLB色に染まった… ( プロ野球 ) 

日本プロ野球80周年記念試合として行われた【阪神巨人連合軍vsMLBオールスター】


1934年、ベーブルースら米チームが日本にやってきて、
甲子園球場他、日本各地で日本軍と対戦をしてから80年。
それをきっかけに職業野球(プロ野球)ができたと言われて今があります。


この開催にあたって甲子園球場がご覧のようになりました…


普段は内野全体が美しい黒土に覆われている聖地ですが、
日本に招いているMLB側からのリクエストに呼応し、
マウンド(投手が投げる部分)とバッターボックスを10cmほど堀り、
そこにMLB指定の赤土を入れて整備したそうです。


メジャーの屋外球場は、走路以外の内野部分は天然芝に覆われているし、
マウンドも硬い土が使われているのです。




別のアングルから見るとこんな感じ


整備を担当するグラウンドキーパー阪神園芸さんによりますと、
『もっと無茶苦茶な要求してくるかと構えていたけどそれほどではなかった。
逆に、こちらも勉強になるところがあって、これはこれでよかったです』
と話してくれました。


プロですなぁ


それと、もうひとつ…


外野フェンス手前のウォーニングゾーンも色付けされていました。
ただ、日本シリーズ開催等で準備に時間がなかったので、
赤土色のペンキを塗っただけのようです。
もしも時間があれば、芝を剥がして土を入れることも視野に入っていたそうです。


ただ・・・


聖地:甲子園に赤色は似合わいなぁ


日本の伝統ある球場風情はこのままであって欲しいと切に思った一夜でした。

投稿者: 尾山憲一 日時: 2014年11月12日(水) |

アナウンサー