Top

尾山憲一(ytvアナウンサー)『スポ根劇場尾山の大将』

皆既?怪奇??快気??? ( プロ野球 ) > ( 阪神 ) 

昨夜の‘皆既月食’ご覧になりました?

試合前、甲子園の上空は、予報が変わって雲がなくなってきました。
これなら…と期待したのですが…

残念ながら、方角と高度が低いせいもあり、放送中には顔を出さず、
やっと見えた時は、影の部分は1/4くらい。

しかし、その影が次第になくなり、元の満月になっていく様は、
やはり幻想的でした。


その6年半ぶりに天体ショーの最中、26日ぶりの甲子園での試合は、
延々続いておりまして…

再三のチャンスをものに出来なかった阪神は、
結局、4時間47分、延長12回、規定により引き分けでした。

引き分けをどう受け止めるか? 迷うところですが、
いずれにしても、決着がつかないことで、消化不良の感は否めません…

ただ、勝率の計算で順位が決まる日本のプロ野球界。
この引き分けが、数字上の‘妙’を演出するかもしれません。

もしかすると ‘怪奇現象’が起きるかも…


球場を出て、やっと晩飯にありつけたのは、午後11時半頃でした。

中継に携わったアナウンサーの同僚とともに、
お酒を飲みながら、あれこれ話をしました。

腹もふくれ、ほろ酔い気分になり、疲れも吹き飛び、元気回復!!


長時間試合実況、結果引き分けの悶々としたものも‘快気’しました。

投稿者: 尾山憲一 日時: 2007年08月29日(水) | コメント (1)

6年半ぶりの天体ショー ( プロ野球 ) > ( 阪神 ) 

今夜は、皆既月食のようです。

全国各地で見られるそうで、実に6年半ぶりだそうです。


お知らせした通り、今夜7時から甲子園から阪神広島戦を中継します。
(関西地区のみの放送)


夜空の下、屋外球場ですので、ちょうど放送時間帯に
6年半ぶりの天体ショーの映像もお届けできるかもしれません。


ただ…


予報があまりよくないのです…


中止になるような雨ではなさそうですが、
果たして、お月様を拝むことはできるのでしょうか???



解説は川藤幸三さんです!

投稿者: 尾山憲一 日時: 2007年08月28日(火) |

負けちゃったけど… ( プロ野球 ) > ( 阪神 ) 

今日の試合、中日に負けて、カード負け越しとなりました…
2回3回と満塁のチャンスを逃し、
逆に相手にはワンチャンスを生かされる展開。
途中1点差に追い上げるも、追いつけずに、逆に突き放された…

負けるべくして負けた試合でした(残念)


しかし…


甲子園を離れて21試合の夏のロードを12勝8敗1分と
2年ぶりの勝ち越しとしたタイガース!

中日に負け越したのは悔しいけど、
岡田監督も常々、勝負は9月って言っているので、来月に期待っす!!


…とその前に…

甲子園に戻って最初に試合(28日)と30日はytv中継。

7日の東京ドームから6カード連続人工芝で戦ってきた戦士達。
明後日からは、甲子園のふかふか天然芝が待っています!

ついつい忘れがちですが、
左ひざ半月板を痛めているアニキ金本選手にとっても、
甲子園凱旋は肉体的に大きいはずです。

まだまだ残暑厳しい関西ですが、
明後日からの「広島→ヤクルト→横浜」下位チームとの9試合は、
暑さとともに、油断できない戦いとなりますねぇ~


夏休みの子供達にとっては、夏の最後の思い出週間。
テレビの前でもご声援よろしくです!

投稿者: 尾山憲一 日時: 2007年08月26日(日) |

伏兵に… ( プロ野球 ) > ( 阪神 ) 

タイガースは、昨日、カードの初戦を久々に落としました…
手元の自分の資料を見ると、後半戦2度目でした。

カードの頭を取って来た事がここまでの追い上げにつながっていると
考えても過言ではない今のタイガース。
実際、岡田監督は3連戦の初戦は、
‘石橋を叩き過ぎ?’なくらい、慎重に、確実に制してきました。

そんな中、昨夜は、先発の下柳投手が初回に4失点…

見ていて、嫌な点の取られ方がだった気がしました。
2点を失ったあと、このところ打撃好調の英智選手に2点適時打
どちらかと言うと‘守&走’の印象が強い選手に打たれたのです。


先日、中日が敗戦した試合での落合監督の会見で、
『監督のミス。それだけ言えばわかるだろ…』
とだけ話したことがありました。

その後の記事を読むと、チャンスで代打の切り札:立浪を送らず
左腕工藤に対して右打者の英智で勝負し、
失敗に終わった場面を担当記者は指摘していました。

しかし、結果を出せなかった選手を責めなかった落合監督。
その監督への償いのようにも映る今週の英智の‘打’での活躍…

伏兵の活躍はチームのムードを加速させます。


タイガースも、勝っている展開での終盤には、
守備固めで色々な選手が登場します。
代打陣でも、桧山&濱中が控えています。

全員野球という点では、阪神も負けていません。
ここにきて、先発完投の試合も出てきました。
もちろん「JFK」も常にスタンバイOK牧場!

あと2試合で、本拠地甲子園へ戻ってくるタイガース。
その初戦(28日)の広島戦はytv中継です!

投稿者: 尾山憲一 日時: 2007年08月25日(土) |

テレビの前で号泣… ( プロ野球 ) > ( 阪神 ) 

私、久々に涙腺がゆるみました…

決して‘欽ちゃん’ではありません(でもお疲れ様でした)


昨夜の神宮球場でのヤクルト阪神戦、2−7の4回表無死満塁
打席は代打の桧山選手

桧山選手らしいセンター中心の打球が上がった瞬間…

『いけぇ~』

とテレビに向かって叫んだ私

桧山さん自身の気合と神宮のファン、
さらに私のようにテレビ観戦(取材)の想いが1つになり、
なんと1点差に詰め寄る代打満塁ホームラン!!!

その後、同点とした5回には矢野捕手の勝ち越しアーチ
あとは得意のJFKで逃げ切ったタイガース


調子上向きのジャンが立ち上がりからボロボロの7失点
&危険球退場で雰囲気最悪だっただけに、
この逆転勝利はかなり大きいはずです。

中継ぎ陣の踏ん張り、代打陣の集中力、控え野手の守備固めなど
最近のタイガースは、まさに全員野球で1戦必勝です。


私より1学年先輩で、今年38歳になった桧山選手
今季はケガで開幕から出遅れ、林&桜井の成長もあり出番激減状態

しかし、決して腐ることなく、我々の前でも笑顔の桧山さんに
野球の神様はやっと微笑んでくれました!

24時間テレビの趣旨にもご賛同頂き、
毎年寄付をして下さる桧山選手。

来る9月優勝戦線に向けて、最大の駒が息を吹き返しましたよ!

投稿者: 尾山憲一 日時: 2007年08月22日(水) |

経過報告 ( よもやま話 ) 

以前、当ブログでお知らせしてしまった手前、きちんと報告します。

綴りっ放しじゃいけませんから…

今さらながら流行に飛びついてしまった‘ビリーズ ブートキャンプ‘

7月の終わりに3日間挑戦しましたが、勤務の影響もあり断念。
その後も、結局テレビモニターの前には立たずで…

まさに 『三日坊主』 とはこのことでした。


恥ずかしいって言ったらありゃしない(涙)



そこで、今月から再挑戦していて、本日、めでたく7日間終了!
悪戦苦闘しましたが、なんとか乗り切りました。


ただ…

通販番組では、体の変化に気付くはず…と宣伝していますが、
残念ながら、腹部の硬さは出てきたものの、
体重・体脂肪率・サイズといった目に見える数字にほとんど変化なし…
変化といえば、全身の筋肉痛が残っているだけです。

さすがに、10数年かけて蓄積されたものは、
1週間ではびくともしませんでした(笑)

問題は明日から!
これでやめたら意味がなさそうなので、無理しない程度に続けます。


 『継続は力なり』 ですから…


さて、私の事はさておき、
阪神は初めての長期ロード中の京セラドーム6連戦を
3勝3敗の5割で終え、
再び遠征へ旅立ちました。

今週は、神宮→名古屋です。


打線はやや湿りがちでしたが、
かなり暑かった先週を、屋根付き球場で過ごせた分、
疲労度は軽減されているはずです。

来週には本拠地甲子園へ凱旋するので、
それまでに勢いを取り戻して下さいねぇ~

投稿者: 尾山憲一 日時: 2007年08月20日(月) |

やっぱり赤星やねぇ~ ( プロ野球 ) > ( 阪神 ) 

中日に連敗した後、今日も勝って、広島に連勝!

特に、この連勝は先発の杉山・能見(プロ初完封)が好投し、
岡田監督も試合後の会見では、安堵の笑顔が絶えなかった。

今年は「JFK」揃い踏みでの勝利がほとんどだけに、
今日の能見の完封は、5・19の杉山に次いで2人目でもある。

6連戦が続いている日程上、1試合を1人で投げ抜いた能見は、
値千金の働きとも言えるでしょうね。

気がつけば、防御率もリーグトップの数字。
阪神の快進撃は投手陣の頑張りが支えている。

打つ方は、今日の試合では、春先に苦しめられた
ナックルボーラー:フェルナンデスを攻略し、11安打6得点
ここ数試合、少々湿っていた打線も息を吹き返した感がある。

そんな中、野手で1人だけ無安打の選手がいた

レッドスター:赤星

しかし、私の目には、このノーヒットの赤星選手こそヒーローに写った

この日の5打席の結果は、3四球1死球と併殺崩れ

すべて1塁の塁上に立ち、3盗塁に成功!!!
(そのうちの1回は、警戒したバッテリーが意図的に外しながら成功)

やっぱり赤星選手がダイヤモンドを駆け回るとチームに活気が生まれ、
勢いづくことが改めて証明された


頚椎の椎間板ヘルニアを抱え、満身創痍の今シーズンだが、
だからこそ、何とかの想いで戦い続けるレッドスター。

打率も、ここにきて3割を大きく超え、ベスト10入り

打撃好調の秘訣?
28日の阪神広島戦中継で、皆様にお伝えします。

試合後、ユニフォームがアンツーカーで真っ茶になっていた赤星選手に

『勝手ながら、私の中では、ヒーローだよ』 
と伝えたら…

『僕もそうかと思ったけど、甘くないっすね…』
と冗談交じりに答えてくれた。

疲労感たっぷりの表情の中にも、きらりと光る笑顔が印象的だった

投稿者: 尾山憲一 日時: 2007年08月18日(土) |

観測史上最高値 ( よもやま話 ) 

暑い…暑すぎる…

こんな暑くて地球は大丈夫なんかいな???

と、ついつい想う今日この頃…


何でも、昨日は埼玉県熊谷市や岐阜県多治見市で
『気温40.9℃』を観測
国内の最高気温の記録としては、観測史上最高だったそうです。

その記事を見ていて、さらにびっくり!!!
この記録は74年ぶりに更新されたそうです。
かつての記録は1933年7月25日に山形県山形市で観測された
‘40.8℃’だったそうで…
そんな昔に、こんな暑い日があったことにびっくりしました

体温以上の数値になると、体は大丈夫なの? 
と心配になったりもしますが、こんな記録更新は要らないっすね…


我がytv周辺では、明後日まで夏のイベントが行われていますが、
来場の方やスタッフの健康が気になりもします。
もちろん、連日汗びっしょりで奮闘している若手後輩アナ達も…

あと3日、頑張れよ~



さて、熱くて沸騰してしまったのは、昨夜の阪神岡田監督
判定に抗議した際に、今季2度目(野球人生2度目)の退場処分…

監督の執念は残念ながら実らず、そのまま敗戦してしまいましたが、
今日からも舞台は同じ京セラドームでの広島戦
前回、ロード初戦に敵地で3連勝しましたが、唯一負け越している相手

気持ちを切り替えて、3連勝して頂いて、
見ている側の‘ボルテージ’の最高記録を更新してもらいましょう!

投稿者: 尾山憲一 日時: 2007年08月17日(金) |

あっと驚く… ( プロ野球 ) > ( 他球団 ) 

昨夜の京セラドーム
8回表に、久しぶりにプロ野球で‘スクイズ’を見た

追加点が欲しかった中日は、
この日3番に入った中村紀にサインを出した

結果は失敗だったが、かつて近鉄の主砲で2冠王にもなった男に…
まさか…

意表を突くからこそ効果てき面!のはずだった
92年近鉄に入団以来、これまで犠牲バントの記録がわずか13個
さすがに経験が少ない選手だからこその‘かけひき’を垣間見た

見ていて、久々にあっと驚いた瞬間だった


‘かけひき’と言えば
広島市民球場でも、ビッグプレーがあったようで…

 『隠し玉』

巨人の阿部捕手がひっかかってしまったようだ(涙)



ヒットやホームランなど豪快な打撃や、
三振やファインプレーなど守備で魅せるのが野球の醍醐味だが、
こういった滅多に見られないプレーがあるのも野球である


今日は小澤アナウンサーの実況での阪神中日戦
今宵もサプライズなシーンが登場するのか?

はたまた、下柳ー川上の先発が予想される中、
ガチンコな戦いになるのか??


解説は掛布雅之さんです。
お楽しみに! 

投稿者: 尾山憲一 日時: 2007年08月16日(木) |

終了時刻は一緒だった… ( プロ野球 ) > ( 阪神 ) 

残暑が厳しい中、炎天下の甲子園球場では、高校球児達が熱い戦いを繰り広げています。

昨日は第3試合の 「佐賀北ー宇治山田商」 戦では、
延長15回戦っても決着つかず、引き分け再試合となりました。

記憶に新しい、去年の決勝戦以来、春夏通じて8回目だそうです。


その試合が終わったのが、ちょうど午後6時
京セラドームで阪神ー中日戦が始まったのと同じ時刻でした。


しかし、甲子園では、あと1試合残っていて…


第4試合が終わったのが、午後8時43分
藤川球児が中日最後の打者:李ビョンギュを三振にとって
勝利したのが午後8時43分


何の因果もありませんが、あまりにドンぴしゃり過ぎてびっくりです。



さて、昨日は「林&桜井」の若虎コンビが8回に決めてくれました。
新聞紙上では‘S(サクライ)L(リン)コンビ’など、
早くもネーミングされていますねぇ~


今シーズンは、背番号で見ると…
林  → 31
上園 → 41
桜井 → 51
と、下一桁「1」軍団が世に出てきました!


「21」の岩田投手も、初勝利こそまだなものの、
将来性あふれる攻めのピッチングを見せてくれたし、
この先も、下一桁「1」軍団が楽しみです!


古くは…


ミスタータイガース 故村山 実氏は『11』(永久欠番)
吉兆番号かもしれませんでぇ~

投稿者: 尾山憲一 日時: 2007年08月15日(水) |

ロード初 ドーム6連戦 ( プロ野球 ) > ( 阪神 ) 

プロ野球ファンの方ならご存知と思いますが、
阪神タイガースは、毎年、夏になると長期遠征に出掛けます。
本拠地甲子園球場を高校球児達に明け渡すためです。


昔話を聞くと、20数泊は当たり前、移動は夜行列車、
宿舎は今のようなホテルではなく民宿で、
しかも大部屋だったりもした時代もあったとのこと。

遠征の最後の方に、京都西京極や阪急西宮スタジアムで試合があり
やっと関西に戻ってくるスケジュール…


ここ数年は、京セラドーム大阪の誕生もあり、
長期ロードのちょうど半ばにちょっと一息…となってます。


選手に話を聞くと、特に家庭がある選手は
『やはり自宅から通えるのはいいよ!』
と、束の間の精神的な休息を糧にしているようですし、

逆に、独身選手は、遠征の方が食事面など助かると話すことも…


そんな中、2007年、初の試みが!!!

現場からの強い要望もあり、
今日からの京セラドームでの試合は、なんと6連戦!
甲子園凱旋ではないので、一応まだ長期ロード中とするのが、
我々マスコミ側の判断なのですが、
もはや‘恒例の夏の長期ロード=死のロード’ではないですね~


猛暑が続く関西地方で、屋根付きのドーム球場での6連戦…
裏方のバックアップに、選手がどう応えるのか???
中日&広島との戦いに注目です!

投稿者: 尾山憲一 日時: 2007年08月14日(火) |

略して‘ボンバケ~’? ( プロ野球 ) > ( 阪神 ) 

久々の電車内の光景が違った

大きなスーツケースを持つ家族や問題集を熟読する受験生
スーツ姿のサラリーマンは1人も見かけない…

そうかぁ~世間は‘お盆休み’なんですね~
‘お盆休み’=‘BON Vacation’???=‘ボン バケーション’

略して‘ボンバケ~’??? (XoX)


一足先に休暇を頂戴していた私の脳は、暑さで少々痛んでいるかも…



そう言えば、私の休暇中も、タイガースは好調を維持!

広島戦3連勝 → 巨人1勝1敗1分 → 横浜2勝1敗
9戦 6勝2敗1分 貯金4


‘死のロード’と言われた長期ロードも、3カードの遠征を終えて、
明日からは、準フランチャイズの京セラドーム大阪での6連戦

甲子園ではないものの、一週間自宅から通える環境は、
かつての風情とはかなり違ったものでしょう


交流戦明けには、首位との差が11.5ゲームあったのが、
今や首位とは3.5ゲーム差

1996年の巨人は、首位広島とのゲーム差11.5を逆転して優勝
流行語にもなった、いわゆる『メークドラマ』の年

当時広島に在籍していたアニキ金本選手は、いつの日か、
このリベンジを果たしたいはず


明日の試合がちょうど今季100試合目
残り45試合での‘大どんでん返し’が見えてきた!!!

投稿者: 尾山憲一 日時: 2007年08月13日(月) |

打線が借りを返し始めています! ( スポーツ ) > ( 他スポーツ ) 

ここ数日、角界では横綱朝青龍問題で揺れていますね…

2場所出場停止に、減俸と、
日本相撲協会が下した処分は、一見厳しそうに見えます。

しかし、1人横綱だった朝青龍を甘やかしたツケとも言える今回の騒動
以前から、ずっと言動で物議を醸していました。

異国から留学し、横綱まで上り詰めた朝青龍は、
残念ながら、ただ‘強い’だけの横綱だったのでしょう。

風格と品格がきちんと備わっていれば…
甘やかさずに、ちゃんと相撲道や品格を叩き込んでいれば…
このような想像力不足な事態には決してならなかったはずです。

以前、大相撲トーナメントのパンフレットに掲載するために、
一緒に対談させて頂いたからこそ、残念でならない…



この一件を、会社・企業に当てはめれば…
ただ‘儲ける’だけで、社会への還元や正しい理念がないのと同じ。

一流企業である証は、社会に恥ずかしくない姿勢であり、
『目先のお金を追う物は、最後にはお金に逃げられる』
と、ある会社経営者の方から伺いました。

とても深い話でした…


さて、深いと言えば…

この所の阪神、夏の長期ロードに出ても、快進撃は止まらず、
春先に苦汁ををなめさせられた広島に対し、連勝スタート!

若い選手に加え、ケガと不振のためファームで汗を流した濱中も
1軍に帰ってきて、いきなりのホームラン!!
交流戦までは、投手陣に大きな貸しを作った打線が、
この大事な夏場に来てつながり始めています!!!

岡田監督は、一貫して「個人の力を上げることが重要」と話しています。
この夏場に来て、ようやく‘個人の力’が結集し始めている気がします。

およそ半年のペナントレース、最初は相手の力を確かめるべく、
土俵際まで追われましたが、岡田監督は常日頃言っているように、

『勝負は8月・9月』
が、現実のものになってきました。


これまでの戦い方では、各方面から色々意見を言われた今年の阪神。
しかし、‘目先の勝利’よりも、自身の‘信念’を貫いた岡田監督。
その‘信念’が、少しずつ実を結ぼうとしています。


横綱たる者は‘ただ○○’なだけではアカンのです。
‘武士道’‘サムライスピリッツ’たる‘美学’が必要なのですわ~


追伸
本日、我が社の新人:吉田奈央アナウンサーが
ニュースデビューを果たしました!

終わってから、涙を流していた吉田アナ。
その‘涙’を一生忘れることなく、大きく羽ばたいて欲しいものです。

吉田アナに一言

「おめでとう!これからも色々な事があると思うけど、
アナウンサーとしての‘信念’をしっかり持って、頑張ってなぁ~
我々は決して‘タレント’じゃないからね」


なお、明日より数日間、当ブログはお休みを頂戴します…

投稿者: 尾山憲一 日時: 2007年08月05日(日) |

勝てば何でもいい! ( プロ野球 ) > ( 阪神 ) 

ゲームセットの瞬間、矢野捕手が両手を高々と天にかざした…

その姿は、サッカーでゴールを決めた選手か、
映画「プラトーン」の主人公のようなポーズ

それだけ‘勝利’と‘敗北’が紙一重だったと言うこと…


昨日の試合の最終回、2死3塁、ランナー返れば同点のピンチ
マウンドの守護神・藤川投手は、すでに1点を失っていて、
なおも苦しいマウンド…

最後の打者を三振に仕留めた…と思った瞬間…

キャッチャー矢野の股間をボールがスルリ…

3塁ランナー同点のホームイン…

球場内が悲鳴に包まれた、その時…

打者が‘振り逃げ’のスタートを切っておらずに、
矢野選手から1塁へ送球され、試合終了
ホームインは認められず、前述の派手な‘ポーズ’につながった

終了後 『勝てば何でもいい!』
と、はにかんだような笑顔でロッカーへと引き上げた矢野選手

安堵感とともに…


一方、冷や冷やながら、何とか逃げ切った藤川投手は
『まじめにやってればいいことありますね…(笑)』

この瞬間、球団新記録となる 「28セーブ」 目

シーズン最多セーブの日本記録は、05年中日岩瀬の「46」

残り試合は「54」

一昨日の関本選手同様、歴史に名を刻んで欲しい

投稿者: 尾山憲一 日時: 2007年08月03日(金) |

11年目の勲章 ( プロ野球 ) > ( 阪神 ) 

『連続守備機会無失策』


あまり聞き慣れない言葉ですが、
要は、守っていて飛んできた打球処理や送球でエラーなしということ。

阪神の関本健太郎内野手が、昨日の試合で、2塁手として
「714」 連続守備機会無失策のセリーグ記録を樹立しました。

96年ドラフト2位で天理高校から入団して11年目
大型内野手として期待されましたが、しばらくはケガばかり…
1軍に定着してからも、毎年のように競争が続きます。
今年は開幕スタメンの座を勝ち取ったものの、
打撃不振で出場したりしなかったりの毎日…

和田守備コーチは
「打てなくて苦しい時も、守備では気持ちを切り替えていた証。
なかなか出来ない素晴らしいことだよ』と話しました。

関本選手本人は
「すぐに抜かれますわ~」
とあっけらかんとしてましたが、どこか誇らしげでした!

玄人好みな記録ですが、ルーキーから見続けている私にとって、
関本選手の名前が歴史に刻まれ、自分のことのようにうれしいです。

セキ~立派な勲章やでぇ~
是非とも、「836」の日本記録も超えような~

投稿者: 尾山憲一 日時: 2007年08月02日(木) |

活気を呼ぶ‘走塁’ ( プロ野球 ) > ( 阪神 ) 

7月最後となった昨日の甲子園
阪神は14日ぶりのJFK揃い踏みで勝利し、
首位とのゲーム差を3.5に縮めました!


昨日の試合の2回
無死1・2塁で、6番桜井の打球は
ヤクルトのショート宮本の右側をライナーで破るセンター前ヒット!

ライナーに反応し、一瞬帰塁しかけた2塁走者アニキでしたが、
打球が抜けたと見るやいなや、再スタートを切り、
厳しいタイミングながら、見事先制のホームを踏んだのです。


’アニキと走塁’と言えば、
先日のナゴヤドームで、鳥谷に苦言を呈しました。
左ひざを痛めながら、健康体の選手以上の走塁を見せるアニキの姿に
他の選手が刺激を受けないわけがありません…


そう言えば…

‘プロレス界の帝王’の異名を持つ高山善広選手が、

『プロレスは、ロープを使ったり、コーナーポストに上ったり、
場外があったりと、見ているお客さんの目線を上下左右に動かすから
面白いんだよ』

と故G・馬場さんに言われたことを雑誌で話していましたが、
野球に置き換えれば、走塁こそ、球場内のお客さんの目線を動かし、
チーム内にも活気を呼ぶものだと、アニキを見て改めて感じます。


アニキの体を張った‘走塁’や満身創痍の赤星の‘盗塁’など、
‘走る’ことがいかに重要かがよくわかる今日この頃…



今日8月1日で甲子園球場は83歳になりました。
1924年、十干十二支の「甲子」の年に出来たことから「甲子園」

プロアマ問わず、選手の汗と涙が染み込んだ‘聖地’は、
今年のオフから2年がかりで改修が始まり、
再来年2009年には新しく生まれ変わります。

投稿者: 尾山憲一 日時: 2007年08月01日(水) |

アナウンサー