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尾山憲一(ytvアナウンサー)『スポ根劇場尾山の大将』

ブログデザインが変わります! ( 番組他 ) 

今年も残り10日あまり。


年の瀬の慌ただしい時ですが、
この度、システム関係者の皆様のご協力の下、
ブログデザインが一新されることになります!


色合いも大好きな黒&ピンクにして頂きました。
プロフィール画像も毎月展開していく予定です。


最近はTwitter(アカウント→@KenichiOyama)や
facebook(アカウント→尾山憲一)による発信が多く、
ブログはついついサボり気味でしたが、
これからは以前のようにマメに執筆したいと思います。。。


Twitterもfacebookもどうぞフォローして下さい!


過去の投稿もご覧頂けるようですし、
一新された方もご贔屓によろしくお願い致します。

投稿者: 尾山憲一 日時: 2014年12月19日(金) | コメント (0)

ファンの視線を釘づけ! ( スポーツ ) > ( バレー ) 



すでに開幕しているバレーボールのVプレミアリーグ
女子の東レアローズの取材へ行ってきました。



注目は何と言っても全日本の主将でもある木村沙織選手。
2シーズン海外チームでプレーし3シーズンぶりの古巣復帰です。
しかも今季初のホームゲームとあって、
会場はさおりんファンで埋め尽くされ超満員でした。



残念ながら本拠地で連敗…
まだシーズン1勝というではありますがまだ始まったばかり。
これからの巻き返しを期待していますよ!!


今年から【ポイント制】を採用したり、順位決定方法に変更があります。
詳しくは下記のURLをご覧下さい!


http://www.vleague.or.jp/shinkaisai-houshiki/

投稿者: 尾山憲一 日時: 2014年12月09日(火) | コメント (0)

甲子園がMLB色に染まった… ( プロ野球 ) 

日本プロ野球80周年記念試合として行われた【阪神巨人連合軍vsMLBオールスター】


1934年、ベーブルースら米チームが日本にやってきて、
甲子園球場他、日本各地で日本軍と対戦をしてから80年。
それをきっかけに職業野球(プロ野球)ができたと言われて今があります。


この開催にあたって甲子園球場がご覧のようになりました…


普段は内野全体が美しい黒土に覆われている聖地ですが、
日本に招いているMLB側からのリクエストに呼応し、
マウンド(投手が投げる部分)とバッターボックスを10cmほど堀り、
そこにMLB指定の赤土を入れて整備したそうです。


メジャーの屋外球場は、走路以外の内野部分は天然芝に覆われているし、
マウンドも硬い土が使われているのです。




別のアングルから見るとこんな感じ


整備を担当するグラウンドキーパー阪神園芸さんによりますと、
『もっと無茶苦茶な要求してくるかと構えていたけどそれほどではなかった。
逆に、こちらも勉強になるところがあって、これはこれでよかったです』
と話してくれました。


プロですなぁ


それと、もうひとつ…


外野フェンス手前のウォーニングゾーンも色付けされていました。
ただ、日本シリーズ開催等で準備に時間がなかったので、
赤土色のペンキを塗っただけのようです。
もしも時間があれば、芝を剥がして土を入れることも視野に入っていたそうです。


ただ・・・


聖地:甲子園に赤色は似合わいなぁ


日本の伝統ある球場風情はこのままであって欲しいと切に思った一夜でした。

投稿者: 尾山憲一 日時: 2014年11月12日(水) | コメント (0)

日本シリーズを振り返る(2) ( プロ野球 ) 

(1)からの続きです。今日は辛口で…


タイガースとホークスの決定的な違いって何だったのだろう???
野手を中心に色々考えてみました。


昨季4位に終わったホークスは今季に向けて大きな補強をしました。
野手では4番李大浩・鶴岡捕手、投手は中田・スタンリッジら。


ですが、スタメンを見ると…主力に生え抜き選手が多いのです。
第5戦決勝打の選手会長:松田を筆頭に、将来の中軸:柳田、最多安打の中村、
今宮、明石、ケガがなかったら長谷川や本多…
補強の李大浩はまさに【助っ人】としての位置付けです。


一方のタイガース…2014年タイトルホルダーは多数おります。
打点王のゴメス、首位打者のマートン、最多勝のメッセンジャー、セーブ王の呉昇桓。
(最優秀中継ぎで福原)
これだけの成績を残した外国人選手がいながら、
ペナントレースでは首位巨人に7ゲーム差の2位です。


タイガースの史上最強外国人カルテットは【助っ人】ではなく【主力】なんです。
わかりやすく言えば、ゴメス&マートンが打たないと勝てないのです。


もちろん、キャプテン鳥谷や上本・大和の生え抜き野手も奮闘しましたが、
FA組である福留・西岡・藤井、人的補償の鶴岡に頼ったオーダーでした。
昨季4番と抑えが不在で外国人を獲得し成功はしたものの、
その間にその大事な【柱】を育てる方針は見えません。


チーム編成上、仕方ないのか?そういうチーム編成なのか?
今のタイガースの流れを見ていると、
残念ながら中長期的な目線での育成・発掘の視点は乏しく、今が良ければいいように映ります。


ライバル巨人は生え抜き主力選手の育成に力を入れ、
ここ数年は、足らない所をFAで補強する傾向にあります。(このオフはどうなるか???)
阿部・亀井・長野・坂本がいて、サードが不足しての村田・セカンド不在で片岡です。
橋本という若手も育っているし、ドラ1小林は将来の正捕手です。


でも、大前提として、どの世界でも【育てられるのではなく育て!】ですから、
今いる選手がどれだけ「俺はこの世界で飯食うねん!」と育つか?ですけどね。


近い将来、上本・大和に加え、生え抜き叩き上げの野手が何人中心選手になっているか?
鳥谷がFAで海外へ移籍か?との報道がにぎわっています。
球団はこのことを予見して、次世代のショート候補を視野に入れていたのか?
いないとなるとまた補強ですかね???キャプテン鳥谷の今後の動向が気になります。


敬称略

投稿者: 尾山憲一 日時: 2014年11月03日(月) | コメント (0)

日本シリーズを振り返る(1) ( プロ野球 ) 

今回も頂点に立てませんでした…


リーグ2位ながら9年ぶりの日本シリーズに進出したタイガースは、
1勝4敗でパリーグ王者のホークスに屈しました。


和田監督がポイントと話した第1戦、
投打がガッチリかみ合って快勝スタートしました!
その後の戦いぶりを見て、私はこれが最大のミスだったと振り返ります。


冷静さを取り戻してしまったと言うか…
平常心で戦ってしまったと言うか…


前々回のブログで絶賛した挑戦者魂。

『We are NO.2』で挑んだジャイアンツとの戦いでは鮮やかな攻めの姿勢でした。


それが2戦目以降…


シーズン同様にガンガン振るホークス打者に対して、シーズン同様に受け身的な姿勢に見えたタイガース。対戦回数が少ないのはお互い条件は同じです。
追い詰められた第5戦でも、ガムシャラな作戦をとったようには見えませんでした。
例えば、0−0の5回表、無死1塁で何も動かずランナー釘づけでイニング終了。


野球は0点に抑えれば負けないけど0点じゃ勝てないんです!
この試合で負けたらシリーズ終わっちゃうんですよ!!
勝たないと甲子園へ帰れないんですよ!!!


だったら、犠打で得点圏に走者を進め、代打でも何でも攻めダルマと化すべきだったのかと。何のためにベンチには計25人の選手が入っているのかと。シリーズは延長15回まであるからやり過ぎても手詰まりにはなりますが、そこまでの手を打てば負けてもファンは納得すると思うのです。勝負事なので勝ち負けはあります。ファン心理のひとつは「ここまでやったのならしゃ~ないか」と言うシンプルなものかと思います。


敗退から2日経っても残念さはぬぐえません…
それは、弊社が第7戦の中継権をもっていてそれが叶わなかったのもありますが…


なぜ、2位チームとして臨んだCSファイナルのような姿を忘れてしまったのか?


ん~悲しいです、、、


これも前回のブログで提唱しましたが、
そもそも、このCSシステム何とかしませんか???
目の前でタイガースが日本シリーズで戦っている姿を見るとつい忘れてしまいますが、
やはりリーグ優勝チームが選手権に出ないのはおかしいです。


その一方で、
シーズン最後まで真剣勝負が楽しめる意味でもプレーオフ制度は必要。
ならば、プレーオフの結果でリーグ優勝にすればいいシステムを構築すべきかと。
レギュラーシーズンではその一歩手前の概念にしてはいかがでしょか?
例えば前回も提案した【地区制度】だとか【1リーグ制】とか。


これまで何回か他のチームではあったものの対岸の火事のような感覚でしたが、
今回タイガースがここまでの位置に行って初めてすっきりしない感情が芽生えました。


野球ファンの方々だけでなく、球界関係者や他のマスコミ関係者がこのブログに目を通して頂けることを願って…


ともあれ、日本一に輝いた秋山監督以下ホークスの皆様、おめでとうございます!
野手は若々しく、来季以降も期待できる若手主力選手が多く正直うらやましいです。


そのあたりのことは次のブログテーマで執筆したいと思います。

投稿者: 尾山憲一 日時: 2014年11月01日(土) | コメント (0)

阪神と巨人がタッグ??? ( プロ野球 ) 

日本プロ野球80周年を記念して、
な…な…なんと阪神と巨人がタッグを組み、
連合チームとしてMLBオールスターと対戦します!


11月11日、舞台は聖地:甲子園球場


指揮を執るのは阪神:和田監督
『阪神巨人両チームのファンに喜んでもらえるようなオーダーを組みたい。
以前、自分自身がMLBと対戦した時、とてもわくわくした事を思い出した。
ガチンコ勝負では難しい部分もあるが、力を出し切っていい試合をしたい。
出場する選手には全てを吸収して欲しいね』


選手を代表して会見に応じた阪神:能見投手と上本内野手は…


能見投手(写真右)
『自分の球がどこまで通用するのか興味があるが、
直球が速いわけじゃないので、極端ですが、例えば全球フォークを投げるとか、
持ち味の変化球を色々試したい』


上本内野手(写真左)
『TVでしか見たことない選手のプレーを見るのも楽しみ。
実際対戦してMLB投手の球を体感したいが、もちろん勝つつもりで戦う』






ユニフォームは1934年の日米野球で使用したものを復刻。
色やデザインなどを当時の写真から推測し、生地は現代のもので複製したそうです。
帽子の「AN」はおそらく「ALL NIPPON」かと思われます。


以下、これまでに決まっている両チームからの出場選手

【阪神】*( )は背番号
能見 篤史(14)
藤浪 晋太郎(19)
松田 遼馬(56)
上本 博紀(4)
新井 良太(32)
大和(0)

【巨人】
西村 健太朗(35)
阿部 慎之助(10)
小林 誠司(22)
坂本 勇人(6)
片岡 治大(8)
村田 修一(25)
亀井 善行(9)

*追加召集選手は後日発表


11月11日(火)日本テレビ系列にて中継

投稿者: 尾山憲一 日時: 2014年10月24日(金) | コメント (0)

9年ぶりの日本シリーズへ! ( プロ野球 ) > ( 阪神 ) 

やりましたなぁ~


プロ野球クライマックスシリーズ(以下CS)を制し、
タイガースが2005年以来9年ぶりの日本シリーズ進出を決めました!
2位vs3位のファーストステージを勝ち抜き、
リーグ優勝を果たした巨人の待つ東京ドームへ乗り込みましたが、
初戦から投打ともに巨人を圧倒し、4連勝でファイナルステージを突破しました。


今月11日、甲子園でのCS初戦で実況を務めさせて頂きましたが、
皆さん、中継最初の私の第一声覚えてくれていますか???


『タイガースは今日から逆転日本一への道のりが始まります!』


現実味を帯びてきましたやん!!!


あと4勝ですやん!!!



正直、今季は盤石ではなかったものの、
あの巨人がここまで元気ないとは思いませんでした。
だって1つも勝てなかったんですよ。。。


甲子園での2試合ではたったの1点しか取れなかった阪神打線。
でも、ファイナルが東京ドームだったことで、
各打者が「ここなら打てる!」と新たな気持ちになれたのでしょう。


ポイントは初戦の1回表の鮮やかな攻撃。
【1番西岡3球目ヒット→2番上本初球バスターエンドラン→3番鳥谷初球タイムリー2塁打→4番ゴメス3球目2ランホームラン】
プレーボールからわずか5球で1点、8球で3点、これで勢いつきました。
相手投手は寝起きで寝ぼけている間に打たれ、目覚めたら3点も取られていた感じでしょう。


また、それ以上に、
この4試合、阪神の各打者は、ストライクゾーンの球はほとんどスイングしていました。
パリーグの打線のようでした。
交流戦でパリーグに分が悪い阪神、毎年パの打者はガンガン振ってくるとわかりながら、
こちらはそれができなかったんです。
この積極姿勢が実践感覚久しかった巨人をじわじわ追いつめたことでしょう。



ただ、制度は制度と言え、リーグ優勝した巨人ナインやファンは釈然としないでしょうね。
私、プレーオフ制度には賛成ですが、今のCSスタイルには反対派です。
日本一を決める日本シリーズには優勝チームが出場するべきだと今でも思っています。


ならばどうすればいいのか???


単純明快な答えはなかなか見つからないのが正直なところです…


●1リーグ12チーム制にして3地区制+ワイルドカードでのトーナメント式
●現行の2リーグ制も東西地区制にして両リーグプレーオフ


など、思いをめぐらせても果たして…



それより、阪神が2位になるか3位になるかで球団収入が○億円違う云々とありました。
現行だと主催球団が利益を得ることになっているのですが、
今後のプロ野球発展のことも踏まえて、
CSの利益はNPBにして、分配方式にて還元するってのもひとつかと。


お金のことが前面に出てくるといやらしいですやん…

投稿者: 尾山憲一 日時: 2014年10月19日(日) | コメント (0)

セパ王者決定! ( プロ野球 ) 

昨日で2014年プロ野球セパ両リーグともに王者が決まりました。


セントラルは巨人、パシフィックはソフトバンク。


それにしても、昨日のソフトバンクとオリックスの一戦はすごかった。
ソフトバンクは勝てば優勝、
オリックスは勝つか引き分けで逆転優勝へのマジック再点灯という試合。


両チームとも1球1球が重たく、緊迫感たっぷりの展開。
9回では決着がつかず、延長に入ってからの攻防で決しましたが。
最後はチームリーダー松田のサヨナラ打でソフトバンクが3年ぶりの優勝となりました。


あまり表情を表に出さずも内心は熱い九州男児の秋山監督が
顔をくしゃくしゃにして涙ぐんで選手1人1人と抱き合う姿にジーンときました。
一方、オリックス森脇監督は悔しい想いを押し殺しながらも、
博多まで駆けつけてくれたファンの下へ挨拶へ行こうと選手を促す姿が印象的。
来週からのプレーオフへの序章に思えました。


勝って涙・・・負けて涙・・・
高校野球のようなひたむきな姿に感動しました。



さて、セリーグを制した巨人。
シーズン前の予想ではぶっちぎりの優勝と目されておりましたが、
蓋を開けてみれば、ケガ人や不調者続出で苦しみ、決して楽な戦いではありませんでした。


まだ、試合が残っていますが、
いわゆるタイトルホルダー候補が菅野投手の防御率くらいの中でも優勝。
取材を通して、ここぞで負けない強さとしぶとさや決壊しない守備力・走塁力が光りました。
改めて、野球は個人種目でなく団体種目だったことの証明であり、
何よりも、原監督の「心を鬼」にしてもチームの勝利優先する姿勢に脱帽です。



ところで、この両チームに共通なポイントがあります。


FAやトレードなど、補強をするのはどのチームも同じですが、
そことは別に、チーム内の中心は生え抜きの選手なんです。


巨人 → 阿部・坂本・長野・内海・山口・菅野ら
ソフトバンク → 松田・長谷川・攝津・柳田・中村ら


ドラフト戦略から育成など、中長期的展望の下、ここまで作り上げています。
もちろん、その他にもこういうチームは多数あります。


関西に本拠地を置き、ともに今季も頂点に立てなかった阪神とオリックス。
プロである以上、負けたらダメなのは百も承知ですが、
ただ勝てばいいという考えでは、常勝集団とはほど遠い道のりでありましょう。
この両チームがこれから先、どう考えていくのかお手並み拝見ですね。

投稿者: 尾山憲一 日時: 2014年10月03日(金) | コメント (0)

最後の聖戦(2) ( スポーツ ) > ( ボクシング ) 

(1)からの続き・・・


今回の世界戦をボクシング人生の集大成と位置付けていた長谷川
事前の取材でもその覚悟とこれまでとの違いを発信していた


10回防衛したバンタム級はファンや周りで応援してくれた方のため
フェザー級で頂点を極めた時は今は亡き母のため
そして今回のスーパーバンタム級は自分自身のため


母のためにフェザー級のタイトルを奪取し、
それを失った時にすでに燃え尽きていたとも聞くが、
今回は【自分が本当に強いのか?】【本当にボクシングが好きなのか?】
【本当に満足できるのか?】【相手は王者でなく過去の自分】


3年間、待ちに待った世界戦は究極の自己満足な戦(いくさ)と考えていた



疲れが取れにくい、体重が落ちにくい、ケガをする…
世界戦ができなかった3年間、長谷川は寄る年波とも戦っていた


09年からタッグを組んでいる管理栄養士と綿密な計画を立て、
食事内容、単なるミネラル補給だけでなくナトリウム入りの水分補給、
ケガ防止のためコラーゲンの摂取、いつもより早めの減量など、
やれることは全部やった


「ケガなくリングに上がれることがすべて」
山下会長のこのひと言が物語っていた


しかし、すべて順調に進んでいたリズムが唯一狂わされたことがあった


今回はいつもの慣れ親しんだWBCではなく、
新しく日本でも認められたIBFという団体での世界戦
IBFのルールとして、前日計量だけでなく翌朝の当日計量も義務付けられていた


定められた時間まで、
スーパーバンタム級リミットの55.3kgから
+10ポンド(4.5kg)以上増やしてはいけない


これまでも過酷な減量を強いられてきた長谷川
今回は順調に体重は落ちたが、その後の安堵感がまったく違った
「慣れないっすね・・・勘弁して欲しいわ」この第一声は本音だろう
本来ならゆっくりと体重を戻し、心と身体を休めつつ翌日の決戦への準備をするはずが
食事後、半身浴を2回もするなど若干ペースを乱された



***********************************


山下) 「どうや?マルチネスのパンチどうや?」
長谷川)『硬いっすね』


これが大観衆に見守られて始まった決戦の第1R終了後の最初のやり取りだ


2Rダウンを奪われた後のインターバル
山下) 「これで緊張とれたんちゃうか?」
長谷川)『うんうん』とうなづく


6R終了後、運命の7Rへ向かう直前
山下)「俺達これまでもこんな場面何回も経験してきたやんか!諦めるなよ」
長谷川『あきらめません…』



残念ながらレフェリーに止められたが、
直前の言葉通り、長谷川は最後の最後まであきらめなかった


事前取材のインタビューで長谷川はこんな発言をしていた
『ボクシングを見に来る人が何を見たいか?というと
人間味あふれるボクシングだと思うんです。
(12R)36分に自分の人生を戦っているような…
36分に自分の人間性が出ていると思っている』


鳴り止まなかった大きな拍手
永遠に続きそうだった長谷川コール
涙を流したファン


結果は22分20秒…(7R 1:20 TKO負け)
36分とはいかなかったが、長谷川穂積の生き様は万人に伝わったのだ


日本のエースとしてバンタム級で君臨していた頃、長谷川はいつも強い相手と戦っていた


ただ、強い相手だからこそ最初の頃は判定も多かった
それは長谷川が距離を取るタイプ(アウトボクサー)だったのもある


このリアルなボクシングは玄人受けしたが、万人受けにはやや遠かった
そこで長谷川はKO(倒すこと)を追及した
バンタム級6度目の防衛からは5試合連続KO防衛を果たした
フェザー級へ転向後はパワーをつけた


その後、バンタム10回防衛・2階級制覇と栄華を極めたが、
逆にこのことで、長谷川は原点を忘れることになった
本来はスピードを生かし、打たせないで打つスタイル
それは頭ではわかっていても身体と本能が許さなかった


ただ、本能のままに打ち合い敗れた姿を誰も非難しなかった
もちろん、ただ勝つためだけならばアウトボクシングを徹底していたはずだ



【ボクシングが好きだって再確認できた』
前日計量をリミットでパスした直後の囲み取材で話したこの言葉
この時点ですべてを超越したように思った


まだ何も発表されていないがおそらく引退する方向だろう


勝って、静かに、グローブを置いて欲しかった…


敬称略

投稿者: 尾山憲一 日時: 2014年04月25日(金) | コメント (0)

最後の聖戦(1) ( スポーツ ) > ( ボクシング ) 

最後の聖戦


インディージョーンズのことではありません…


昨夜、約12000人のボクシングファンで埋め尽くされた超満員の大阪城ホール


鳴り止まなかった大きな拍手
いつまでも続きそうだった長谷川コール
涙を流していたファンもいた


ここ大阪城ホールは、97年11月
浪速のJOEこと辰吉が下馬評を覆して3度目の世界王者となった聖地。
豪打の王者相手に勝てば3階級制覇となる長谷川にとっては格好の舞台が整った


序盤は距離をとって打ち合わず、ポイントをとりながら、
中盤以降チャンスがあれば勝負に出るというのが今回の陣営の作戦だった


が…


2R
闘う男の本能がそれをさせなかった


ロープを背に打ち合ってしまった長谷川は
王者の強烈なパンチを受けダウンを奪われる


その後、不屈の闘志で盛り返すも、
偶然のバッティングによる出血…蓄積されたダメージ…
ポイントではリードしていたが、7R1:20レフェリーが試合を止めた…



会場は一瞬静まり返ったが、誰もため息をつくファンはいなかった


その後、大きな拍手が沸き起こったのだが、
まず始めに拍手をしたのが、リングサイドで息子の勇姿を見届けた父だった
息子にボクシングの道を授けた元プロボクサーだ


そして、長谷川がどんな時も忘れていない家族の存在
長谷川がどれだけ打たれても視線を一切逸らさなかった


あくまでも想像の域を脱しないが、おそらく
「これが最後になるから、ちゃんと見届けてくれ」
というようなことが告げられていたのだろう。


妻は
「もうやめて!とも思ったけどいい試合でした。やるだけやったと思います。
どんな結果になろうとも、私は最後まで見届けるつもりでしたから」
と振り返った。



辰吉は大阪城ホールで伝説を創った
長谷川は大阪城ホールで伝説に終止符を打った


どちらもテレビ中継に携わることができた。
感謝したい



(2)では事前取材や当日のラウンドリポーターで得た生の声を綴りたい


敬称略

投稿者: 尾山憲一 日時: 2014年04月24日(木) | コメント (0)

アナウンサー