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尾山憲一(ytvアナウンサー)『スポ根劇場尾山の大将』

26年ぶりの皇子山 ( プロ野球 ) > ( 阪神 ) 

滋賀県大津市にある皇子山球場

プロ野球のオープン戦が行われたのは実に26年ぶりとのこと。
しかも、その26年前は、西武と中日だったようで、
人気球団の阪神が来るとあって、チケットは発売してすぐに売り切れたとか…

最寄駅であるJR湖西線の西大津駅から球場までの道のりを歩いていると、
地元と思われる少年野球チームの面々が目をキラキラ輝かせながら、
球場へ急いでいました。
付き添いの父母さんの「走らない!気をつけて!」の声…
野球少年の想いが伝わってきました。

少年時代を埼玉県で過ごした私は、プロ野球観戦にはあまり縁がなく、

(西武ライオンズの本拠地からはかなり遠い東部地区だったので…)

初めての観戦は、父と一緒に行った後楽園球場でした。
資料を紐解くと、1978年4月2日か5月6日のどちらかです。
なぜどちらかかと言うと、阪神先発:古沢ー巨人先発:新浦だったことだけ覚えているからです。
この両試合、その2人が投げているのですが、なにせ結果や内容を覚えていないので…

これが私の初プロ野球観戦の記憶です。

それ以降、県営大宮球場に巨人のファームが来ても、なかなか行けず…でした。


話はそれましたが、この皇子山球場は、阪神にも縁がある球場だったそうです。
ytv野球解説者の川藤幸三さんによると、
「若手だった頃は、今の鳴尾浜球場や、かつての浜田球場のような球団専用球場がなく、
開幕前の春の選抜高校野球の頃は、色々な球場を転々として練習したもんや~」
とのこと。

そう言えば、今は試合数の増加などから、開幕がどんどん早くなりましたが、
以前は4月初旬から半ばがほとんどでしたよね。

一緒に働く滋賀県出身のスタッフにも、
‘子供の頃、この皇子山球場のブルペンで江本さんが投げてたのを覚えているわ~’
と話す方もいました。


グラウンドに入ると、1人の職人がいらっしゃいました。
長年、甲子園のグラウンドキーパーを務められた辻さん。
今は定年退職され、後身へそのノウハウを譲り、隠居されています。

何でも、数年前に改修工事された皇子山球場内の土に関わっていたらしく、
球場長から是非お越し下さいとの連絡があったからだと言うのです。

私が若い時から色々なことを厳しくも温かく教えて下さった辻さん。
ふと、その姿を見ると、足で土を触っています。

土と共に人生を過ごされたルーティーンは、卒業しても変わらないものなんですね。

その辻さん…
オープン戦は、年に1回しか見られない地域の方々がプロ野球を見る数少ないチャンス。
だからこそ、移動や環境面など色々あるとは思うけど、
球界発展のためにも各地域で開催する方がいいかもね。
昔はそうだったんだから…

と話されました。

今日、阪神は負けてしまいましたが、
きっと野球少年の脳裏には、縦じまのユニフォームが鮮明に残っているはずです!

投稿者: 尾山憲一 日時: 2008年03月08日(土) |

アナウンサー