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尾山憲一(ytvアナウンサー)『スポ根劇場尾山の大将』

ふと思った… ( スポーツ ) > ( ボクシング ) 

今朝行われた、ボクシング亀田一家問題の記者会見。
朝からテレビに釘づけだった。

父親が同席しない中で、長男が一家を代表して臨んだ謝罪会見。
無数のフラッシュの中、彼自身が出来る精一杯の言葉使いで、質問に答えていた。

見ていて、釈然としない所ももちろんあったが、
逃げずにたった1人でカメラやマイクの前に立った姿は、ある意味立派だった。


そんな中、ふと思った…

質問を主にしていたのは、あくまでも声から察するに、
芸能・ワイドショーリポーターだった。
本来なら、ボクシング担当記者による代表質問から始まるのが慣例に思う。

それだけ、この件はスポーツの世界を飛び越えた世間の関心事である表れなのだろうが、
一瞬、カメラやマイクなどメディアという武器を使った‘いじめ’にも見えてしまった。

果たして、あのリポーター達は、例えば政治家や大物タレントにも、
同じトーンで、詰問に近い激しい質問をぶつけられるのだろうか?

確かに、彼ら一家のとった言動や実質認めた反則の指示は許されることではないが…


それと、もう1つ…例えは違うが…

刑事事件で人を殺めた容疑者(被告)は、
弁護士を立てることにより、公の場での自らの謝罪なり説明は一切ない。
(法廷内は別だが…)

山口の母子殺害事件の被告にしてもしかり…

例えは間違っているだろうが、
この状況下で、一家を背負って1人で謝罪会見に臨んだところは
評価してもいいのではないだろうか。

投稿者: 尾山憲一 日時: 2007年10月26日(金) |

アナウンサー