大阪を拠点とし、東京にも事務所を持つ弁護士法人梅ヶ枝中央法律事務所のパートナー弁護士。
大学時代は剣道に打ち込み、卒業後、一般企業に就職。
法務部員として勤務し、アメリカ駐在中に司法試験に合格、弁護士となる。
企業の国内外の案件や企業再生案件を取り扱うほか、離婚事件などの市民事件にも積極的に取り組んでいる。座右の銘は「あきらめなければ必ず道は開ける」。
京都大学出身。京都市在住。
大阪を拠点とし、東京にも事務所を持つ弁護士法人梅ヶ枝中央法律事務所のパートナー弁護士。
大学時代は剣道に打ち込み、卒業後、一般企業に就職。
法務部員として勤務し、アメリカ駐在中に司法試験に合格、弁護士となる。
企業の国内外の案件や企業再生案件を取り扱うほか、離婚事件などの市民事件にも積極的に
取り組んでいる。
座右の銘は「あきらめなければ必ず道は開ける」。
京都大学出身。京都市在住。
みなさんこんにちは。
今回は、経験則(経験から得られる法則)についてお話しします。
ドラマでは、袴田の父親である幸造は、女性(環奈)とラブホテルから出てきたところを写真に撮られました。
普通、ラブホテルに行って何もしない人はいないと思いますよね。
これが経験則です。
この経験則により、性的関係があることを直接示す証拠(ベッドでの写真など)がなくても、ラブホテルに行った事実がある以上、それだけで性的関係を持ったことが推認されてしまいます。
この推認を覆すためには、特別の事情があったことを示さなければなりません。
離婚協議の場で、幸造は、環奈とホテルに行ったのは1度だけだといい、これを聞いた袴田は、幸造はだまされていると見抜きました。
ここでも「たった1回のことをたまたま写真に撮られるなんて通常ありえない。」という経験則が働いています。
でもそれだけでは、不貞行為があったとの推認を覆すには不十分です。
くるみは、妻である知花と環奈との接点や、環奈の過去を調べ上げました。
袴田は、偶然、幸造の病気のことを知り、さらに環奈が幸造をホテルに連れ込んだ方法を突き止めました。
そして、不貞行為の推認を覆すことに成功したのです。
このように、弁護士は、法律知識だけではなく、経験則も使いながら、弁護活動を行っています。
みなさんも経験則を使っておられますよ。
急に携帯にロックをかけはじめたとか、携帯に電話がかかってきてもその場では出ないことが多いとか、石けんのにおいをさせて帰ってきたとか。。。
あやしい、浮気しているのでは?って思いますよね。
これも経験則です。
あと、「慰謝料弁護士」をいっしょに見たがらないとか。。。(笑)
次回もお楽しみに。