法律豆知識

このコーナーでは法律監修の大森弁護士が専門家ならではの目線で 「慰謝料弁護士~あなたの涙、お金に変えましょう~」を紐解きます!
このコーナーではドラマの
法律監修をしている大森弁護士が
専門家ならではの目線で
「慰謝料弁護士~あなたの涙、
お金に変えましょう~」を
紐解きます!!
お楽しみに♪

大森 剛 弁護士

大阪を拠点とし、東京にも事務所を持つ弁護士法人梅ヶ枝中央法律事務所のパートナー弁護士。
大学時代は剣道に打ち込み、卒業後、一般企業に就職。
法務部員として勤務し、アメリカ駐在中に司法試験に合格、弁護士となる。
企業の国内外の案件や企業再生案件を取り扱うほか、離婚事件などの市民事件にも積極的に取り組んでいる。座右の銘は「あきらめなければ必ず道は開ける」。
京都大学出身。京都市在住。

プロフィール

大阪を拠点とし、東京にも事務所を持つ弁護士法人梅ヶ枝中央法律事務所のパートナー弁護士。
大学時代は剣道に打ち込み、卒業後、一般企業に就職。
法務部員として勤務し、アメリカ駐在中に司法試験に合格、弁護士となる。
企業の国内外の案件や企業再生案件を取り扱うほか、離婚事件などの市民事件にも積極的に
取り組んでいる。
座右の銘は「あきらめなければ必ず道は開ける」。
京都大学出身。京都市在住。

大森剛弁護士
大森剛弁護士
  • はじめに
  • 第1回
  • 第2回
  • 第3回
  • 第4回
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  • 第6回
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  • 第10回
  • 第11回
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第2回

みなさん、第2話はいかがでしたか?

今回のテーマは不貞行為の相手方に対する慰謝料請求です。

不貞行為の慰謝料は相手方にも請求できます。

ただ、今回不貞行為の相手方である裕子が主張したように、レイプされたというような場合には、自らの意思ではないので、違法性がなく、支払う必要はありません。

このような特別な場合を除いて、基本的には、不貞をした配偶者と相手方の両方に対して、精神的損害の全額を請求できます。

たとえば精神的損害の額が200万円だとしたら、両方に200万円ずつ請求できます。

ただ、精神的損害は200万円ですので、400万円を支払ってもらえる訳ではありません。

どちらか一方から、全部又は一部を支払ってもらったら、その分他方の支払義務も消滅します。

たとえば、一方から100万円を受け取ったら、他方からはあと100万円しかもらえません。

一方から200万円全額を受け取ったら、他方からはもらえません。

ただ、今回の場合には特殊事情があります。

前回のコラムでも書きましたが、離婚しない場合の方が慰謝料の額は低くなります。

今回、妻である清美は、裕子に対する訴訟では、夫である文也を味方につけるため、訴訟では離婚しない前提の金額である200万円を請求し、勝訴しました。

その後、文也に対しては、離婚を前提とした慰謝料を請求したので、請求額は300万円に増えたのです。

ドラマには現れていませんが、実は、清美は裕子から先に判決の金額200万円の支払を受けていたため、文也からは、差額の100万円の支払を受けたのです。

次回もお楽しみに。