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小澤昭博(ytvアナウンサー)『小澤昭博のゴルフナビ』

「明大ゴルフ部祝賀会」

先日、明大ゴルフ部OB会主催の“久保谷健一プロキャノンオープン優勝&櫻井勝之くん日本アマチュア選手権優勝&佐藤千紘さん日本女子学生準優勝・祝賀会”で司会をさせて頂きました。




久保谷健一プロについては10月のキャノンオープン優勝時にこのブログで書きましたが、

もう一人の主役、櫻井勝之くんは1991年1月生まれの現在20歳。杉並学院高校ゴルフ部にも在籍経験があり、一つ先輩には薗田峻輔プロ、一つ後輩には石川遼プロがいましたが、腰のケガの影響で2年生時には試合に出場出来ず、3年生の春から休学してアメリカへのゴルフ留学を敢行。帰国後に明治大学へ進学しました。

櫻井くんは今年7月、あの松山英樹選手も出場した“日本アマチュアゴルフ選手権”で初優勝を飾り、昨年8月に優勝した日本学生ゴルフ選手権競技と合わせて史上11人目となる日本タイトル二冠を達成。2011年度の日本ゴルフ協会男子ナショナルチームメンバーにも選出されている逸材です。

プレースタイルとしてはロングヒッター。普通にドライバーで300ヤード、6番アイアンで210ヤード打って来ます。昨年後半からはプロツアーにも参戦しており、今後が期待されています。

祝賀会の中で急遽、久保谷プロ、櫻井くん、現在明大ゴルフ部・副主将の薗田峻輔プロ、女子部員の佐藤千紘さんも参加してトークショーが行われることになりました。




櫻井くんより一つ下の佐藤さんのハキハキと切れ味あるトークに、会場はとても爽やかな雰囲気に包まれましたが、続いての櫻井くんのトークは世間話しでもしているかのような緩い口調。決して失礼な口調ではないのですが、佐藤さんの凛々しさとはあまりにも正反対で、途中薗田プロから「二人のギャップがありすぎてどっちが先輩か分からないな!」と突っ込みが入りました。

久保谷プロは実に9年ぶりのツアー優勝でしたが、いつものぼやきは健在。「内容に満足しての優勝じゃなかったから、しばらく実感が沸かなかったんです。ぼやきとお酒は止められません・・・。」と。

それでも優勝争いの中でどのように自分自身をコントロールしているかという話しになると、ステージ上の後輩達は真剣な眼差しで聞き入っていました。

現在ゴルフ部監督の榎本剛之さんは久保谷健一プロと同期で、私が4年の時の1年生。

「小澤先輩が主将だった時の練習がきつくて、最初は11人いた同期部員が久保谷と僕の2人だけになった。」と未だに言われています。自分ではそんなに厳しい練習をさせた覚えはないのですが、久保谷と榎本が残ってくれたお陰で、今盛大なパーティーも開けているのです・・・。

こうやって個人の活躍だけを見ると、華やかな実績を上げている明治大学体育会ゴルフ部ですが、現在は男子も女子も関東Bブロック(二部リーグ)。来春には男女共に関東Aブロック(一部リーグ)へ男子は復帰、女子は昇格を果たしてもらいたいものです。

とにかく、皆、私の可愛い後輩です!

日時: 2011年12月22日(木) |

アナウンサー