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小澤昭博(ytvアナウンサー)『小澤昭博のゴルフナビ』

「不動の二十歳、初優勝!!」

混戦のパナソニックオープンで見事な逆転初優勝を飾ったのは、ツアー参戦二年目、二十歳の川村昌弘プロでした。





川村プロとは一昨年のマイナビABCチャンピオンシップで私がキム・ヒョンソン(金亨成)プロのキャディをした時に予選ラウンドが同組で、二日間一緒にラウンドさせてもらいました。当時まだ高校生のアマチュアだった川村選手のその落ち着きぶりと、パッテイングの正確性、何より強気なゴルフに感心したものです。


近い将来、必ずプロとして活躍するのは間違いないとは思っていましたが、その翌年にはプロ転向しツアー参戦。二戦目には3位タイという素晴らしい成績でシード権を獲得しました。二年目の今年、左手親指のケガにより苦しい試合が続いた時期もありましたが、二十歳らしからぬ不動の信念は揺るぎませんでした。


ケガをしていた春先に「僕はプロになってから甘えていました。スタッフの皆さんに全てやっていただいてしまって。今年は、残り距離の測定や判断もすべて自分でチェックします。つい1年前、ジュニアの頃は自分でキャディバッグも担いでいたんですから!」と
自分を厳しく律していました。


大会2日目が休みだったので観戦に行き、川村プロの組に付いたのですが、とても難しいコースセッティングで、他のプロが中々スコアを伸ばせない中で68ととても安定したプレーをしていて、これはもしかして・・・という予感はあったのですが、圧巻の逆転劇でした。


初優勝に涙はありませんでした。川村プロらしく、「やっと、やっとと言うか、早いと思うんですけど、一勝することが出来たので、これからも二勝、三勝と勝って行ける選手になりたいです。」と淡々と語りました。世界の舞台を目指す川村プロにとっては初優勝も通過点、これからが本当の勝負なんです。


周りからすれば、プロ転向二年目、二十歳での初優勝は順風満帆だと思われるのでしょうが、川村プロ本人にとっては“やっと”という気持ちだったのでしょうね。


最終日はサッカー中継があり会場には行けなかったので、おめでとうメールをすると、「ありがとうございます!また頑張りまーす!」と二十歳らしい返事が返ってきました。


これからも不動の信念で、二勝目、三勝目ともっともっと強い選手になってもらいたいです。


川村くん、本当におめでとう!!


P.S. 川村プロをサポートしたプロキャディの小岸さんもおめ でとう!!

投稿者: 小澤昭博 日時: 2013年09月30日(月) |

アナウンサー