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話し手

※取材当時の情報です

  • 横須賀 ゆきの

    横須賀 ゆきのYokosuka Yukino

    報道局 解説委員

    1999年入社 文学部卒
    アナウンサーで「ニューススクランブル」などの担当を経て、神戸支局や大阪府政・市政、大阪府警キャップを担当。取材指揮をとるAデスクを担当後、現在は解説委員として、『かんさい情報ネット ten.』などの番組に出演。

  • 高井 望Takai Nozomu

    『情報ライブ ミヤネ屋』
    プロデューサー

    2004年入社 人間科学部卒
    入社直後は朝番組AD。1年後に報道記者になり、大阪府警、京都支局、経済・運輸などを担当。NNN上海支局長を経て、帰国後『ミヤネ屋』に。東京駐在P、項目デスクなどを経験し、現在は『ミヤネ屋』のニュース担当Pを務める。

  • 上馬場 雄介Uebaba Yusuke

    『ウェークアップ』
    ディレクター

    2013年入社 経済学部卒
    これまで大阪府政・市政担当(橋下市長~吉村市長時代)、神戸支局で兵庫県内の事件や裁判などを担当。災害チーフとして災害報道のシステム構築や防災・減災に関する取材・特集制作に取り組む。2022年から『ウェークアップ』担当に。

  • 上村 晴香

    上村 晴香Kamimura Haruka

    遊軍記者

    2018年 社会学部卒
    これまで大阪府政・市政などを担当し、現在は遊軍で大学や製薬会社の研究・開発を取材。
    生まれも育ちも関東で、入社後初めて関西で生活。

Q1

記者も解説もミヤネ屋も!ytv報道は仕事の幅が広い!

Q.どんな仕事を担当?
「かんさい情報ネットten.」の解説デスクになって、“今”のニュースをジャンル問わず分かり易く丁寧に解説することを心がけています。
現場の記者に戻って、若手記者と同じですね。アンテナをはって、テーマを設定して取材を重ねて、時には編集もして、新人のような気持ちで毎日壁にぶつかっています。
上馬場くんは遊軍記者のキャップでもありますよね(インタビュー当時)
「遊軍」ってなかなか聞き慣れないと思うんですけれども、掘り下げたい分野のテーマを自分で設定して、その中でも僕は災害を主に力を入れてやっています。適切に災害に関する情報を視聴者の方にお伝えするにはどうしたらいいかということを日々考えています。
私も遊軍記者の大学・科学担当で今だったらコロナワクチンの製薬会社の取材を担当しています。企画取材を出すことも役割なので、それは自分の好きなテーマで出させてもらっています。
女性に関するテーマの特集とかも、力を入れてやっているよね。
生理休暇の取得についての特集をやったんですけど、ytvでも実際に生理休暇がより利用しやすく整えられたりして、そういう動きがつながったのは良かったなと思っています。
結構悩んでいる周りの人がいたところから企画にしたっていう感じで、自分も知らなかったテーマでした。高井さんは?
ミヤネ屋のプロデューサーですね。テレビ局を目指したときに一回はプロデューサーって言ってみたいなと思っていた(笑) 実際になってみて、カーディガンも巻かれへんし、エリも立てられんし、普通の仕事なんだなということは、最近よくわかりました(笑)
仕事はニュース担当なので、朝早く起きて、新聞や全部の番組をチェックして、世の中がどういう流れになっているか、そのニュースをやるんだったら、今どれがファクトなのか。まず「事実」と「見立て」を分けて、事実関係のところを固めてから、こういうゲストを呼んだらこういう話ができますよね。それが表現の自由の範囲内でちゃんとできているのか、公序良俗に反していないのかを考えて、時にはこれはやり過ぎではないかと話し合って…、日々考えています。
「ミヤネ屋」ってすごい項目を準備していても大きな事件があったらすごく臨機応変に大幅に変更するよね。
新しいものが入った時に「1行」しかない情報でも、「この1行ってこういう見方ができるんじゃないか、この人に聞いたらこういうこと喋ってもらえるよ」というのをどんどん膨らます技術が身に着きましたね。
同じ報道フロアにいても「ミヤネ屋」の瞬発力と機動力は本当にすごい。
Q2

報道で働く…学生時代の過ごし方は?

私は大学生のときにはメディア系のいわゆる「ガチゼミ」と言われるようなゼミに入って、震災報道の研究などをしていました。新聞社で何週間かインターンに参加させてもらって、報道記者がいいなという思いが強くなっていきました。あとは、中高からずっとダンスを続けていて、深夜練習とかも多くやっていて、そういう生活が記者で必要になってくるようなタフさとかにつながったのかなって今になって振り返って思ったりします(笑)
僕は教育学をやっていたんですけど、授業をするのとわかりやすくリポートするのってすごく似てるんですよ。テレビのチャンネルを止めてもらうのって授業で黒板の方を向いてもらうのと一緒やから。やはり「つかみ」が大事ですしね(笑)
「つかみ」が大事なのは特に、関西ならではだけど(笑)
ニュースでもちゃんと「つかみ」を一言入れておかないと、このニュースはどう見たらええねんというのもわからないし、大事だなと思いますね。上馬場くんは?
大学でジャズ研究部に入っていたんですけど、ステージの間に小話を挟むMCというのがあって、自分で調べた時事ネタをお伝えしたり、AKB48のPVを全部見て個人的にいいと思うランキングを一方的に発表したりしていたんですよ。そうしている中で、何か調べて伝えることって結構面白いなという軸からテレビが浮上してきたっていう感じですね。
横須賀さんの学生時代は?
みんなに比べると本当に何も考えていない学生生活を送ってしまって、恥ずかしいんだけど、ただ旅行は好きだったね。日本と違う海外の文化とか歴史に感動して、旅行から帰ってくると、友達とかに喋る。それで友達が笑ってくれたり、逆につまらなく感じられたりして、会話の中で学んでいくうちに、喋るのって面白いなと思ってね。
そこからなんでテレビ局かってなった時に、これは全く別な理由で、高校生の時に阪神淡路大震災があって猛烈な被害の映像が入ってくるわけですよね。そのあと、通学の沿線で地下鉄サリン事件が起きたんですね。もう本当に胸が痛くなったんですけど、一方で、人々に与える影響力とか伝える力ってテレビってなんてすごいんだろうと思ったんです。伝える側は本当に繊細な配慮が必要ですけど、テレビの映像のインパクトと自分がこうやって喋って伝えることの面白さというのが掛け合わされて、テレビ局に入りたいなと思ったんです。
Q3

働いてみて感じたytv報道の魅力は?

「チャレンジしたいと手を挙げたらサポートしてくれる雰囲気がある」【上村】
在阪局って規模感がちょうど良くてローカルネタもやりながらトップニュースもできるみたいなところがありますね。それと垣根はあんまり意識せず、自分が興味持った企画を出せますよね。特に読売テレビは、チャレンジしたらサポートするからやっていいよっていう風に言ってくれるような雰囲気がすごくあって、先輩方とかデスクの方々がサポートしてくれて形にできるところがいいところだと私は思っています。
必ず企画書の中にいい面があるんだよね。ちょっと目線をずらしたらこれいけるんちゃうか、と。ざっくりした企画書でも、そこから「芽」を探して、ここを広げていこうかみたいな土壌がすごくありますね。
「映像は嘘をつかない、自分が聞いたことが全て。それは20年目でも1年目でも一緒」【高井】
テレビ報道はライブで映像とともに速報を入れられるというのは大きな魅力で、特に海外の特派員のリポートなんて、すごくリアルさがあるよね。観ている人が現場の温度感を感じられる。
僕は上海支局時代に、ウイグルに取材に行ったりもしました。ウイグルの人たちに話を聞いて、中国で今何が起きているのかというのを取材できたというのは、経験として大きくて。実際に何が起きているかは、現場に行かないと垣間見ることはできなかったりする。映像は嘘をつかないので、「映像を撮って、自分が聞いたこと」が全てであって、それで言うと、僕ら20年目でも1年目でもほぼ一緒ですよね、記者は。新しい情報を発信できるというのはすごく大きな魅力なので、ぜひ学生の皆さんにもその魅力を感じてもらいたいですね。
映像の力をみんなが信じて動いているので、カメラマンにいい映像を撮ってもらうための情報を、記者はいかに入手できるか、ここはものすごいチームワーク。デスクもそうだし、プロデューサーもそうだし、技術さんとも一緒に番組を作り上げていくという感覚ですね。その雰囲気がそのまま視聴者に伝わるので、チームワークの良さというのは、読売テレビのひとつの大きな魅力ではあるのかなと思いますね。
僕は、ちょっと恥ずかしいかもしれないけど、この社会をより良くするために、困っている人たちが少しでも救われるように、というところが最大の目的ですね。
「ちょっと人に優しくしてみよう」とか「ちょっと視点が変わった」と感じてもらえるようなものを今後も出していけると、テレビとして存在すべき理由に繋がっていくのかなと思っています。
災害報道もやっぱり命を守るという点はテレビの果たすべき一番の役割だと思うので、共通しているところはありますね。
放送することで行政のサポートとか、企業からのサポートもあるかもしれないですし、知ってもらったからこそできるようなサポートも広がってくると思うので、そういう企画がこれからも出せたらいいですよね。
うん、そういうふうにサポートができるような形に変えていけるのが記者の一つの魅力ではあるよね。
「『担当じゃないからできない』は読売テレビにはない」【横須賀】
私が制作した「わが子を看取る」というドキュメントは医療がテーマですけど、神戸支局、大阪府警、行政担当のどの時代も一貫して取材を継続させてもらっていたんです。ここの担当だからこれができないということは、読売テレビの場合は一切ないですね。
いろんな取材があると思うんですけど、どのジャンルでも相手と対話を重ねる中で、自分しか知らない情報なんじゃないかっていうところを掘っていくという作業は同じなのかなと感じます。やればやるほど記者の仕事は面白くなるのかなっていうのは、年を追うごとに感じますね。
僕も今、丁寧に仕事をしたいというのを本当に思っていて、中国で仕事をしていると地元メディアの情報でニュースを書くことが非常に多いんですね。多分、他の外国のメディアも日本でのニュースは、例えば「読売テレビによりますと」と書いていると思うんですけど、だからこそ私たちは一次情報を正確に伝えないといけなくて、それをしっかり丁寧にやりたい。
Q4

テレビ局への就職活動…大事なことは?

「『伝えたいことがある』と思える人は素質は十分」 【上馬場】
私がテレビ局に対して思っていたのは、すごく変わった人や想像力がすごくあって活気あふれる人たちというようなイメージで、自分はそれに当てはまらなかったので、入れないんだろうなと思いながら受けていました。でも飛び込んでみると、読売テレビは人との対話の中で可能性や特長をちゃんと見つけようとしてくれていると感じたので、安心して受けてほしいなと思います。
その人の良いところを見つけようとして面接してくれているから、まずは面接官との会話を楽しむ。自分の良さを楽しくプレゼンすることで、『あ。この子いい!磨けば光るものを持ってる』って思ってもらえるケースが多いですよね。自分の経験の中から「こんなことがあったんです!皆さん聞いてください」って話すと結構面接はうまくいくのかなと思いますね。
自分が「これが課題だから伝えたいことがある」っていう風に思える人ならば、報道で働く素質が十分にあると思います。一緒に働いていろんな人と出会って視野を広げられるというところが最大の魅力だと思うので、ぜひ一歩足を踏み出してもらえたらと思います。
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