• 『アニ民337人目』声優の國府田マリ子さん
  • 『アニ民337人目』声優の國府田マリ子さん

  • 2018.11.29

今週のアニ民は声優の國府田マリ子さんです。國府田さんと初めて会ったのは2005年「ブラック・ジャック」の時かな、と思います。でも歌手としても大活躍されていたので、それ以前もよく知っていた気もしますね。とにかく「名探偵コナン」には何度も出演いただいていますが、今回はちょっと久しぶりに会えたのでいろいろお話しちゃいました。

幼いころの話からほのぼの面白い話が出てきます。小さいころはご両親の見てた懐メロ歌番組をしっかり見てて熱唱してたそう。その当時の懐メロですからね、そもそも懐メロ度合いが違います。「青い山脈」とか…ボクはわかりますが、これをお読みのみなさんはいかがですか?ご両親ともに先生だったこともあり、とにかく日常生活から歌があふれていた家庭。家族みんなで文部省唱歌を歌ったりする、なんておうち想像できます?(笑)

父親のオーディオセットにレコードをかけるときにすごくドキドキしたこともよく覚えているそうです。そうですよね、最近はまたレコードが復権しているようですが、とはいえ、「LPレコードに傷つけないように針を置く」経験なんて、今はしたくても中々できませんよね。歴史が大好きで本が好きで、クリスマスプレゼントには伝記シリーズや本のセットをもらうのが最高に嬉しかったそうです。そんな晴耕雨読を地で行ってた時、進路指導の先生に「他に夢はないの?」とまで言われたほどだって。

しかし残念ながら目標とする大学には入れなくて、猪突猛進タイプの自分が、初めてどうしたらいいかわからなくなった時期がありました。高校の友人と春の風が強い日に九段下を歩いて桜吹雪に巻かれたといいます。今まで何を見てたんだろうと思えるキレイな桜。ここから自分にしかできない、代わりがきかない仕事をしたいと思ったとか。

そこで一念発起!「声優学ぶなら!」と名門・青二塾へ、しかし一次募集が終わってた、そして二次募集へ。あまりに緊張していて、受験会場のビルに入るのにも、友人に背中を押してもらったりしたとか。養成所時代はいっぱい怒られていつも泣いてバイトに行っていたって、でも今思えばしっかりと先生方の愛情に包まれていたそうな。

初めてのレギュラーは「きんぎょ注意報」朱子役。「GS美神」おキヌ、「ママレード・ボーイ」小石川光希などなど代表作は数知れず。歌を歌うきっかけも、関係していたレコード会社のプロデューサーの「歌ってみる?」の一言から。素直に歌が大好きなことを見抜かれて、そして声優ということに甘えずに音楽活動もがんばれ、と。

今回は12月1日土曜夜6時放送「名探偵コナン コナンのいない日」に出演いただきました。ぜひ観てもらいたいので多くは語れませんが、國府田さんの切り替わる演技は本当にトリハダもの。じっくり観てその見事な、役者としての表現落差を感じてください!

お芝居は実際にできないことを体験できるのが楽しい、違う人生が存在していてその主人公に自分が慣れるのが最高だそう。人生はハッピーがいいけど芝居するなら悪役がウエルカムなんですって。今一番好きな言葉「ハッピーの宇宙制覇!」みんなが幸せになることも幸せだなと思える体力も大事ですよね。どうかこれからもアニメの世界全体のハッピーを探求しながら、ぜひコナンの世界をも制覇していってくださいね。