• 『2月8日シティーハンター劇場公開‼』
  • 『2月8日シティーハンター劇場公開‼』

  • 2019.01.31
「ゴジラの真下」で27人の“冴羽リョウ”をバックに左からこだま監督、飯豊さん、神谷さん、伊倉さん、一龍齋さん、小山さん。
「ゴジラの真下」で27人の“冴羽リョウ”をバックに左からこだま監督、飯豊さん、神谷さん、伊倉さん、一龍齋さん、小山さん。
TOHOシネマズ新宿のロビー
TOHOシネマズ新宿のロビー

いよいよ2月8日金曜日、「劇場版シティーハンター 新宿プライベートアイズ」が公開されます。おかげさまでいろんな情報が飛び交っていると思いますが、アニメ「シティーハンター」は1987年4月にTVシリーズがスタートして、劇場版3作品をはさみ、1999年4月にTVスペシャルが放送されるまでの約12年間続きました。その後は「エンジェル・ハート」などの作品はあったものの「シティーハンター」としての映像作品は、一部特典モノ以外は制作されていなかったのです。

というわけで20年ぶりの復活であります。もうこんなに嬉しいことはありません!2017年にやってくる30周年を祝うTVシリーズとして、再び企画を立ち上げたのが2015年の春でしたか。企画が通るまでありがちな紆余曲折を経て、この時期に劇場版作品としてみなさまの前に登場できるのです。こーゆーのを「万感の想い」と言うのでしょうね。

制作チームはアニプレックスにサンライズ。サンライズは当時12年間ずっとシティーハンターに携わってきた制作会社ですし、アニプレックスは今回の企画立ち上げ当時、ボクが相談をしてた植田益朗プロデューサーが社長を勤めていた会社です。この2社が本気になって制作し宣伝するのですから、ハンパな作品にはなりようがありません。

1月29日に東京・新宿TOHOシネマズで完成披露試写イベントが執り行われました。冒頭の写真の場所はズバリ、あのゴジラの真下です。正直言って今の歌舞伎町は「シティーハンター」の街と言っても過言ではありません。新宿アルタや新宿駅東口にも冴羽リョウや伝言板を見ることができますが、天下一品ラーメンや銀だこの歌舞伎町店などの店内もものすごいことになっています。あのゴジラロードが冴羽リョウロードになってる(笑)その通りの突き当たり、ゴジラの真下に、完成披露試写会当日は赤いミニクーパーが展示されてました。そこに神谷明さんら当日のご登壇ゲストが並んでポーズ、さらになんと冴羽リョウに扮した27名もの男性たちが並んで、そこには一種壮観な風景が広がってました。写真で熱気と面白さが伝わりますよね。

そして劇場内に入って舞台挨拶です。ここで登壇者をお伝えしましょう。神谷明さん、伊倉一恵さん、一龍齋春水さん、小山茉美さん、飯豊まりえさん、チュートリアル・徳井義実さん、原作者・北条司さん、こだま兼嗣総監督、そして司会はNTVアナウンサー・ラルフ鈴木さん。どうです、作品の舞台・新宿の中心地で、本当に豪華で晴れやかステージとなりました。大きな100tハンマーを持って劇場内でも写真撮影!この写真や映像はいろいろなネットなどのニュースで見られると思いますが、伊倉さんが持つ100tハンマーがまるで相合傘のようだ、と司会のラルフ鈴木アナウンサーが良いリアクションしてました。

今回の作品は子供の頃「シティーハンター」を見てファンになった30歳代から50歳代の方々には強く受け入れられると思っています。曰く「あの頃のシティーハンターのままだ」と。でも冴羽リョウのキャラクターが、あの頃小学生からティーンだった感性に響いて受け入れられたとしたら、今回の映画は今の子供たちの感性にどう浸透してくれるのでしょうか?あの頃のボクらがそうだったように、21世紀になって生まれた多くの子供たちにこそ、ぜひこの作品を観ていただきたい、と心から願っています。携帯電話さえなかった昭和の作品が、平成から次へと変化していく時代の顔となっていったりして。まさに時代の変わり目に「シティーハンター」なんですよね。

両国駅3番ホームに停車しているB.B.BASE
両国駅3番ホームに停車しているB.B.BASE
勝浦駅のサイクリング出発地点の様子。
勝浦駅のサイクリング出発地点の様子。
チェックポイントで写真をとるとこんな感じにキャラクターが。
チェックポイントで写真をとるとこんな感じにキャラクターが。

1月20日に実施された『輪廻のラグランジェ(=ラグりん)×JRサイクルトレイン「B.B.BASE」イベント 勝浦発→鴨川行 舞台めぐりサイクリング』。まずは朝6時30分に両国駅に集合。総武線のホームから見える、国技館側のちょっと謎めいた(?)両国駅3番ホームが、B.B.BASE列車スタート地であります。6両編成で4号車がイベントスペースとなっているこの車両に、参加者全員7時30分の発車に間に合わせて、それぞれ自分の自転車を積み込みます。ボクは主催者側の「輪廻のラグランジェ鴨川推進委員会」岡野大和さんと、制作の千野さんと車内でトークをしたり特典映像を共有したりして社内で気分よくあたたまったりして。特に、実際に用意された石原夏織さんのメッセージに続いて、岡野さんと一緒に初めて社内アナウンスを体験。いろいろと「てっちゃん」の血が騒ぐイベントであります(笑)

参加者は実際に勝浦→鴨川間36キロを自転車で走ります。いくつかのチェックポイントを経て、そこで写真を撮ったりしながらゴール地点を目指すのですが、これは決してタイムや順位を目指すものではありません。あくまでステキな外房の景観を楽しみながら進むレジャースポーツであります。岡野さんは参加者に「ちょっとMなイベントだけど」と何度もおっしゃっていましたが、好天の中、勝浦駅をグループごとにスタートしていくチームを見送りながら、これはちょっと類を見ないグレイトなイベントだと思いました。しかし実際はやはり寒い冬であります。しかも予想外の走行コースすべて向かい風というアゲインストの中、それでもほとんどの方々が見事に完走してくれました。

クロージングイベントにはオープニングイベントから参加された石原夏織さんに加えて瀬戸麻沙美さんも登場!鴨川女子高校のモデルになった文理開成高校でにぎやかにトークしてくれました。そして帰りの車内でも写真コンテストなど楽しいイベントが盛りだくさん。それにしても散々疲れてると思われる参加者のみなさんからは不思議と笑顔がこぼれてて、実際に自転車に乗ってない自分としては、なんだか申し訳ないような、頭が下がるような気持ちでいっぱいでした。一つの作品を通してファンと作り手・送り手が一緒になって新しいイベントを構築していく、我々の目指すコンテンツの理想形の一つを実際に体験した気がします。またこんなイベントが見られたらいいですし、それよりも新シリーズ企画に持っていけたら、それが一番ステキなことです。がんばらなくっちゃ!

USJ「名探偵コナン・ザ・エスケープ」会場
USJ「名探偵コナン・ザ・エスケープ」会場
USJ「名探偵コナン ミステリーレストラン」
USJ「名探偵コナン ミステリーレストラン」

日にちはだんだん遡りますが1月18日にUSJと「名探偵コナン」コラボイベントがスタートしました。コナンは今年で3年目。今回は究極のリアル脱出ゲーム「名探偵コナン・ザ・エスケープ」に加えて、パークをめぐり事件を解決に導くリアル探偵体験「名探偵コナン・ミステリー・チャレンジ」、そして想像を超える、まったく新しい“食×ミステリー体験”「名探偵コナン・ミステリー・レストラン」まですごいボリュームでした!…というわけで多くは書けませんが、「ザ・エスケープ」では二つのタブレットを使って挑むのですが、本当によくできてます。実際にエスケープできたかどうかは、ここではナイショにしておきますね。

2月2日土曜夕方5時30分「逆転裁判~その「真実」、異議あり!~Season2 始まりの逆転 1st Trial」引き続き「名探偵コナン 窓辺にたたずむ女(前編)」。その次週2月9日土曜夕方5時30分「逆転裁判~その「真実」、異議あり!~Season2 始まりの逆転 Last Trial」引き続き「名探偵コナン 窓辺にたたずむ女(後編)」コナンはベテラン脚本家・扇澤延男さんによる都会の闇?を描いたオリジナルミステリー前後編です。ぜひ前編で犯人推理をしてくださいね。

1月30日放送された毎週水曜16時文化放送超A&G「スワラジ」(その週の土曜22時FMトヨタでリピート放送)ゲストはこだま兼嗣さんでしたが、続いて2月6日と13日のゲストは「劇場版シティーハンター 新宿プライベートアイズ」冴羽リョウ役の神谷明さんであります。シティーハンターから32年以上、僕のありとあらゆる人生のシーンでもお世話になり続けてる大恩人であります。もう何も言うことはありません、どうか気さくなもっこりトークをお聞きいただければ幸いです。あと2月2日土曜13時、文化放送「田村淳のニュースクラブ」に出演します。シティーハンター劇場版の宣伝目的ですが、なんと生放送なのであります!田村さんとはあるワイン会でお会いしてこんなことになったのですが、さてどんなお話になりますことやらドキドキです。ぜひ土曜の午後は地上波文化放送をお聞きになってみて下さい。次回のアニメ日記は2月14日更新予定です。