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野村明大(ytvアナウンサー)『野村明大の徒然なる道』

徒然なる「情報公開」姿勢、ゼロ!!

情報公開を身上とする大阪市の橋下市長。

ですが、残念ながら、
そのマインドは、市の幹部、職員には、全く伝わっていないようです。

きょう、環境局は、
2~3月に、局独自に、職員の「入れ墨調査」を行ったことを突っ込まれ、認めながら、

入れ墨職員の人数は、ついに、明らかにしませんでした。

今日明らかにしなかっただけでなく、
どうやら、今後も、明らかにするつもりはなさそうです。

つまり、その結果については、闇に葬るつもりのようです。

環境局長がポケットマネーで調べた調査か何かでしょうか?

れっきとした「税金」を使って、勤務時間に行った調査、労務管理として行った調査です!

「情報公開請求」にかければ、
すぐに出さざるを得なくなる「調査結果」です。

課長も、環境局総務部長も、その点は、認めていました。

にもかかわらず、「出せない」のだそうです。

そこに、「市民への情報公開」姿勢は微塵もありません。

あるのは、組織内での狭い人間関係、上司の顔色だけでした。

二言目には、「無用の混乱を招く」「公開すると誤解を招く」と言っていました。

何かの時に、似てません??

そう、あの、福島原発で、
SPEEDIの情報が公開されなかった際と、同じ理屈です。


「官僚無謬主義」というヤツです。

「私達が愚民を導く。混乱を招かぬよう情報をコントロールする」という…

何もないところで、情報を「出せ」「出せ」言ってるわけではありません。

既に新聞で大々的に取り上げられている話です。

その報道内容が正確であろうがなかろうが、
それについて説明を果たす責任が、既に発生しているはずです。

残念ながら、大阪市役所の環境局には、「説明責任」の意識はないようです。

投稿者: 野村明大 日時: 2012年05月14日(月) |

アナウンサー