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野村明大(ytvアナウンサー)『野村明大の徒然なる道』

中国人船長の釈放問題…

尖閣問題。

きのうの検察の発表。

「これでいいのか?」

多種多様の疑問が、各方面から、湧き上がった。


とにかく、

「突っ込みどころ」が多すぎる「対処」。

「検察」の「判断」ということで、

とにかく、今回は、貫くということでしょうか。。


ならば、

立法府や行政府とは独立した立場で

司法のあるべき姿を追求すべき「検察」の「判断」として、


今回の判断は、間違っていないのか?? どうなのか??

司法当局の「独自判断」としては、

非常に「危うい」判断だと、思います。。


ある意味、

超法規的な「政治判断です」と言われるほうが、

すっきりするのかもしれない、、、、


国内的には、、、、

と思いつつも、

中国側の「わかりやすい圧力」風の動きに対して

即「超法規的政治判断です」となれば、

それこそ、、、、「腰砕け」「弱腰」との批判の矢面に

立たざるを得なく、、、なってしまいますね。。。

あくまで、、、「検察の判断」だからこそ、

今後の「政治的巻き返し」の「余地」も残したと、、、、いうことでしょうか、、、、


とても好意的に解釈すれば。。。。

「難しい問題」ではありますが、

現時点で、「腰砕け」「弱腰」の批判が集中するのも

ある意味、やむを得ない、現時点での帰結。。。


この声を、


「うん、あの時の判断は、

 結果的に、間違っていなかったね!」と


将来、思わせてくれるような「展開」を、

今後、見せてくれるなら、、、、

特に、、、、何にも、、、、、申し述べることは、ないのですが。。。。


そういう「シナリオ」は、

果たして、

今の政府に、、、、あるんでしょうか???


「ある風には、思えない」、、、、と

国内外の多くの人から、冷ややかに見られてしまっている、、、

そこが、、一番の問題、、、でもあるでしょう。。。

その評価を覆すような

「強くて明確なメッセージ」が、

欲しいのですか。。。。。

どちらの方向を向いていても結構ですので、、、、、

中国側の主張は、


日本側からすれば、

到底、受け容れられる、、、ようなものではなかったはずなのに、、、、


中国側には、

一貫して、


「そのメッセージ性」が、ありますし、、、、

結果的には、、、、

まさに文字通りの

「無理が通れば道理引っ込む」

なりつつある、、、ように映ってしまう、、、、

ゆゆしき、、、、事態、、、、ですね。。


どうするんでしょうか??


繰り返しになりますが、

「シナリオ」が、あるんなら、いいんですが、、、、、

シナリオがいらないところで、いらないシナリオを持っている割に、

(一連の特捜部がらみの事案について、多くの人が、そう思っています)


シナリオがいるところで、必要なシナリオが、出てこない、、、存在しない、、、、


非常に、、、ちぐはぐな、、、、

そんな軽いコトバでは言い表せない、「深刻」な状況なんですが、

でも、そんな表現が「ぴったり」な、、、、


こんな事態を前にして、

とても、、、むなしい気持ちになっている日本人が、、、、

多いのでは、、、、ないんでしょうか。。。。。

投稿者: 野村明大 日時: 2010年09月25日(土) | コメント (1)

コメント

去年にも似た事案がありましたよ。

二重底のカバンに覚醒剤3㎏を入れ
定期貨客船を使って入国しようとしたロシア人が逮捕されたけど・・・
何故か不起訴処分に・・・。

その時はここまで大きく報道されませんでしたが。(笑)

今回の件
すかさずアメリカが歓迎の意を示しましたなぁ・・・。(遠い目で)

投稿者: (・e・) 日時:2010年09月25日(土) at 11:51

アナウンサー