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野村明大(ytvアナウンサー)『野村明大の徒然なる道』

徒然なる「プロ魂」凄い体力&瞬発力!!

先日、仕事中、凄いものに遭遇してしまいました!!

ある取材相手を追いかけていた、カメラマンと音声さんと私の3人。

その取材対象が、な、なんと、我々を一瞬のうちに置き去りにして
エレベーターに乗り込んでしまったのです!!

そこは一階。
他にもエレベーターは数台ありますが、結構上の階でもたついているようで、
しばらく降りてきそうにありません。

取材対象が10階に行くことはわかっていたのですが、


もう、10階に行って彼を撮影することは、「不可能」と、私はあきらめました。

一応、他のエレベーターが1階まで降りて来るのを待って、そのエレベーターで
10階まで追いかけるしかないなぁ、、、と観念したその瞬間、

いきなり、何もいわず、非常階段のドアを開けて、
重い重ーいカメラを担いで、非常階段を駆け上がり始めた、カメラマン!
(ちなみに、僕より年下の後輩です)


さらに、その動きに一瞬の遅れもとらず、
その後を追い、なんと、重い重ーい三脚と脚立を両腕に担いで、
カメラマンを追いかける、音声さん!(な、なんと、女性です。。。年齢は僕より随分若いですが)

申し訳ありませんが、僕は、10階まで到達するのに、
エレベーターより階段で早く行ける自信が、絶対的になかったので、
エレベーターを待ちました。

そして、ようやく来たエレベーターに乗り込み、
どきどきしながら、上がり始めました。

6階でエレベーターが止まり、
はあはあ言いながら、女性の音声スタッフが、同じエレベーターに、
乗り込んできました。


そう、僕は、彼女に、6階で、追いついたわけです。


ところが、その後ろから、、、、、、カメラマンが、、、、現れないのです!!

僕は、音声スタッフの彼女に、尋ねました。


「あれ?山井(カメラマンの仮名)は??」

彼女は、肩で息をはぁはぁしながら、答えました、、、、

「さ、、、、先に、、、行きました、、、、、、」


我々が10階に到達し、エレベーターを飛び出すや、、、、、

取材対象をしっかり撮影している真っ最中の山井カメラマンが、そこにいました。。。。。

僕は、彼の凄い根性と、プロ魂と、体力と、精神力と、瞬発力に、
感動、感心を、抑え切れませんでした。。。。。

さすがに、山井カメラマンの、撮影するカメラを持つその手は、
ぷるっぷる、震えてましたが。。。(笑)

投稿者: 野村明大 日時: 2007年11月17日(土) |

アナウンサー