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野村明大(ytvアナウンサー)『野村明大の徒然なる道』

徒然なる「認識」相対化って!?

皆さんは、相対性理論って、考えたことありますか?

のっけから、アタマが痛くなりそうなネタフリですいません!

物事って、ほんと、全て、相対的ですよねぇ。。

僕が、つくづくそれを感じたのは、大学生のとき。当時、就職活動をしてました。

某テレビ局の最終面接まで残ったのは、僕を含め、10人ほどだったんです!

「明日9時半に、集合です」面接官はそう言いました。

僕は、たまたま、ちょうどその当時、その会社から徒歩7分の距離に住んでいました。

ですので、僕は、その日、9時20分に家を出たのです。

もちろん、余裕をもって、、、、一切小走りになったりもせず、、、、、
僕は、9時27分に、その社に到着しました。
余裕をもって。満を持して。なんなら薄笑いを浮かべながら。。

会場に着くと、僕以外の9人は、全員、待っていました。なんだったら、「野村くん待ち」くらいの空気で。
(あとで聞くと、もっとも遅かった人で、9時20分着だったそうです)

そして試験管もとい試験官が、「野村くんは、ぎりぎりだったね!寝坊でもしたの?」と問いかけてきました。

僕はそのとき、気づいたんです。

今の僕にとっての「3分」と、この人たちにとっての「3分」は、全然別のものなんだ!ということに!!

同じ「3分」が、人によってこんなにも感じ方の違う概念になってしまう。

これを、「相対化」といわずして、何を「相対化」というんでしょう!!?

このとき、僕には、はっきり、アインシュタインの考えていたことの0.0001%くらいが
見えたような気がしたんです。。。。(気がしただけですので、傍若無人な論理展開は、ご容赦頂きたい)

全然違いますけどね、アインシュタインの唱える「相対性理論」とは。。

投稿者: 野村明大 日時: 2007年06月04日(月) |

アナウンサー