阪神淡路大震災 23年目の午前5時46分

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阪神淡路大震災から今年で23年。
今年も神戸市の東遊園地では「1.17のつどい」が行われ、
去年に続いて中継を担当させていたさきました。
今年は7000本の竹灯籠によって
「1995」、「1.17」の数字、
風化が叫ばれている中、語り継ぐことの大切さを願い、
「伝」の文字がかたどられました。
激しい雨が降り続いた悪天候にもかからず、
午前4時頃から多くの遺族の方々、市民が東遊園地を訪れ、
竹灯籠に手を合わせ、祈りを捧げていました。
1.17のつどい 竹灯籠全体.jpg
震災を知らない神戸市民は4割を超え、
東京オリンピックの翌年、2021年には半数になると言われています。
震災で失われた6434人の尊い命を無駄にしないためにも
防災・減災についてもう一度見つめ直すことが大切です。
防災士の資格を取得し、災害について多くのことを学びました。
定期的に家族で防災会議を開き、避難経路、連絡方法を確認する。
家具の置かれている位置は問題ないか。危険な箇所を確認するなど、
今すぐにできる備えはたくさんあります。
風化はとめることはできないかもしれませんが、
震災について高い意識を持っている若い人達がたくさんいることも事実。
そのような人達を巻き込んでどう語り継いでいくべきなのか。
改めて震災、災害について考えさせられる1月17日です。
1.17のつどい 竹灯籠.jpg
今年も子供達が作った
ペットボトルの灯籠や
カラフルにデザインされ、平仮名で「いのち」、「へいわ」と書かれた竹灯籠もありました。
子供達からの願いも感じることができました。