• ■4月18日
  • ■4月18日

  • 2005.04.18

 25日の「ブラック・ジャック」は「ナダレという挑戦」を放送するよ。この作品は人間のエゴによって鹿に手術を施し、悲劇が起こってしまうというストーリーでね、手塚眞監督が脚本も手掛けているんだ。「ブラック・ジャック」は病気を扱っている作品だけれど、動物が登場することも多いよね。手塚治虫さんは地球の生命に対する思い、地球の環境に対する思いがとても強い人だったから、漫画の中で自然や動物をたくさん取り上げているんだ。だから、今回の作品には眞監督も特別な思いがあると思うんだ。恐らく、眞監督は父親の思いを受け継ぐため、そして手塚ファンの1人として脚本を書いたんじゃないかな。ぜひ、大勢の人に見て頂いて、手塚治虫さんのメッセージを感じて欲しいね。

 そして、25日の「名探偵コナン」は「奇抜な屋敷の大冒険(絡繰編)」。屋敷の中には少年探偵団のほかに数人の大人もいて、いろいろな思惑が広がっていくんだ。今回の中編には解決編に向けて、いろいろな伏線が張られているから見逃さないようにね。そうそう、18日から流している「名探偵コナン」の新オープニングはいかがでしたか? 「星のかがやきよ」に合わせて星をイメージしたあの映像は、佐藤真人監督が気合を入れて作ったものだからね。重ねて言うけれど、映画「水平線上の陰謀」の主題歌「夏を待つセイル(帆)のように」を歌っているのもZARD。映画のクライマックスとテレビのオープニングを比べながらZARDの音楽を立体的に感じて欲しいなぁ。どちらの曲も入ったシングルは20日に発売するから、ぜひ聴いてね。封入された素敵なイラストカードにぼくも文章を書かせてもらったので、良ければ見てやってください。

 最後に映画「水平線上の陰謀」の舞台あいさつについて話すね。9日は東京、10日は大阪と舞台あいさつは2回ずつ計4回やったんだ。今、映画館は座席が指定されているから、昔みたいに立ち見の観客がいなくなってしまったけれど、それを感じさせない程たくさんのファンが集まってくれて、劇場はもちろんどこも超満席。みんなから熱い応援、メッセージを頂いて、舞台に立った高山みなみさん、山崎和佳奈さん、神谷明さんと共に楽しく話をさせてもらうことができたよ。2つの舞台あいさつが終わった後は大阪でみんなとしゃぶしゃぶを食べてきたんだ。TVは10年目、映画は来年10作目! これからも映画とテレビのどちらもがんばっていこうと決意を新たにしてさらにスタッフの結束は固まったんだ。