• コナンまつりinまんが王国とっとり
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  • 2014.08.21

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 今年も鳥取県倉吉市で「名探偵コナンまつり」が開催されます。昨年に引き続き原作の青山剛昌先生のふるさと北栄町にほど近い倉吉市「倉吉未来中心」にて8月23日土曜13時~15時30分のイベントとなります。ゲストは昨年出演した高山みなみさん、山崎和佳奈さん、小山力也さんに加えて山口勝平さんも登場。なついろさんとChicago Poodleさんのコナンライブも含めてとんでもなくパワーアップしたお祭りになりそうですね。

 詳しくは「まんが王国とっとり」のHPをご覧いただくとして、その開催時刻前の12時20分からその日オンエアの「名探偵コナン 小五郎の同窓会殺人事件(後編)」を上映。この上映は1996年8月放送版なので、オンエアされるデジタルリマスター版との違いを楽しめちゃうという趣向。当日は僕も声優さんにまじって参加しますが、さてどんなステージになるでしょうか。可能な方はぜひ倉吉においでくださいね。

 さてひょんな機会をいただいてとんでもない音楽家の方々とお話することが出来ました。メンバーは和田薫さん、菅野祐悟さん、山下康介さん、藤田崇文さんの4名。実は9月6日(土)15時和光市民文化センターで予定されてる「サイゼリアフィルハーモニカ-創立1周年記念演奏会-」のコンサート打ち合わせ食事会その場に、なぜか「金田一少年の事件簿R」や「犬夜叉」の音楽でお世話になってる和田さんのお誘いで合流させてもらっちゃったのです。

 当然厳しいビジネスライクのお話もあったりするわけですが、音楽をテーマにしながらすごいレベルのお話をすぐ横で聞けてる僕はかなりラッキー。でも話のテーマがたとえば人生の方なぞにそれると、みなさんそれなりの地位にいながら共通する悩みとか、びっくりする高名な先輩たちのこぼれ話とか、聞いててこりゃ永遠に続いてくれてもいいな、と思える時間の連続。売れてないという時期からの出来事がいくつも重なって、現在のこの方々の所業につながっていると思うと、芸術というかクリエイティブな仕事の難しさ大変さそして奥深さが芯から伝わってくる気がします。

 話は公共ホールの運営やそこで行う公演内容にも発展して、当たり前のことながらその道に通じていく才能や努力の大きさに感心したりします。どこの分野でもお上的な物件を説得していくのってやっぱり大変ですよね。ちなみに今回の4名の先生方は同じ東京音楽大学卒業のプロフェッショナル。同窓の先輩後輩たちがこーゆー活動を一緒に巻き起こしていけることを、思い切りうらやましいと思いながらみなさんの音楽的武勇伝を楽しんでいました。冒頭の写真はその4名と右後ろが僕です。

 お話は続いて楽譜の保存に及んでいます。僕らにとってのシナリオと同じだと思うけど、譜面ってパート譜も含めて思い切り財産なんだよね。でもその保存が問題ですごい量になるし整理も大変、ただそれがライブラリーになりアーカイブとしてもチカラを発揮するのはよくわかります。楽曲が一人歩きしていくことが当たり前になってきたこの時代に、その楽曲を管理するのは作曲家自身しかいないっていう意見は当たり前ですが重いものがあります。

 みんなの話は最後には荒っぽくまとめれば、やっぱり世界に日本人としての音楽を浸透させること!に尽きます。意見が徐々に熱を帯びていくのは聞いてて快感!予算とか大人の事情はいろいろあるでしょうけど前向き意見にいちいち同意!どんな仕事もそうですけど、大変だってやるんだったらちゃんとやらなくちゃいけない。そしてたとえなんの見返りがなくったってやらなくちゃいけないことはある。こーゆー人たちといつもコミュニケーションをとって、例えば僕らのアニメ作品にも強く良い影響を与えていきたいものだ、と心から思えた一夜でした。

 8月23日土曜夕方5時30分「金田一少年の事件簿R」は「剣持警部の殺人file2」。剣持警部が容疑者になってしまう、正直言って金田一史上まれにみる難事件をじっくり追いかけて下さい。引き続き先述した「名探偵コナン 小五郎の同窓会殺人事件(後編)」僕は小五郎3大カッコいいのうちの一つと思っているのですが、皆さんはいかがですか?

 8月25日月曜深夜2時「スワラジ」ゲストは樹林伸さんの2週目です。もう今さら話すことはあまりないでしょ、という僕たち二人の話は金田一の成り立ちからMMRまでバラエティに富んであちこち飛びます。その週の土曜日22時にはFMトヨタで再放送されてますよ。ぜひお聞きくださいね。写真はアシスタントひなのあやちゃんと樹林さんです。そして次回のアニメ日記は9月4日に更新する予定です。
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