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#058「アルゼンチン/ブレノスアイレス」 5月31日(日) 午前10:25〜10:55


■内容

今回の配達先は、日本の裏側、南米のアルゼンチン。アンデスの民族楽器「チャランゴ」を極めたいと11年前にアルゼンチンに渡った佐野まりさん(40)と愛知県に暮らす母・邦子さん(68)をつなぐ。
「チャランゴ」とは、ギターを小さくした様な形の10弦の弦楽器で、その哀愁を帯びた音色はアンデスの民族音楽には欠かせないものになっている。

「アルゼンチン行きには反対されなかったのですか?」と山口が聞くと、「私は反対しなかったが、夫は大反対だった。まりは、その反対を振り切ってアルゼンチンに行ってしまった」とお母さん。

南米アルゼンチンへは、20000キロ、およそ30時間の旅。アルゼンチンの首都・ブレノスアイレスは、その美しい町並みから「南米のパリ」とも称される洗練された大都市だ。この町でまりさんは、相棒のアマゾンインコのマリオと共に暮らしている。

まりさんは、「踊るチャランゴ」という演奏と、踊りを融合したオリジナルのスタイルを本場アルゼンチンで確立した。今では本場の人からも認められるアーティストになったまりさんだが、生活は決して裕福ではない。チャランゴでの収入は大きなライブがあるときだけ。台所、洗濯場共同の家賃1万5千円のワンルームで暮らしている。しかしそんな生活をしているまりさんには、ある想いがあった。「私は、お金が無いからといって悩んだり、辛くなったりしない。お金にかえられない満足感がここにはたくさんあるから」と。

まりさんは商社マンだった父の仕事の関係で、幼少の頃から南米を転々としていた。そばにはいつも、ラテン音楽とチャランゴがあったという。今は亡き父の影響で、まりさんは10歳からチャランゴを学び始め、21歳の時に日本でシンガーソングライターとしてデビュー。そして、11年前に自分の力を試すべく本場アルゼンチンへと渡った。
しかし、まりさんのアルゼンチン行きに父は大反対。その溝が埋まらぬまま父は還らぬ人となってしまう。父に、アルゼンチンでの成功を見せられなかったこと、感謝の気持ちを伝えることが出来なかったことが今もまりさんの心残りだという。

お母さんからまりさんへの届け物は、「お父さんが初めてまりさんに買ってくれたアコースティックギター」。まりさんの音楽人生の原点となったものだ。そして添えられていたお母さんの手紙には、こう綴られていた。「まりのアルゼンチン行きに反対していたお父さんですが、亡くなる前にあなたの活躍を聞いてホッとしていました。天国でも喜んでいると思います」と。それを読んだまりさんは、最後までいえなかった父への感謝の言葉を口にして…。











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