次回予告

#4991月27日(日)10:25~放送
ドイツ

ドイツでトロンボーン奏者として奮闘する吉田なを美さん(31)と、日本の家族をつなぐ。なを美さんは1年前オーディションに合格し、「北西ドイツ・フィルハーモニー管弦楽団」の正団員として年120回にも及ぶ演奏活動を行っている。トロンボーンとの出合いは、小学校の時。たまたま見た演奏に心惹かれたという。両親が離婚し、女手一つで子どもを育てるため仕事で忙しい母となかなか会えぬ寂しさを紛らわすように、なを美さんはトロンボーンの練習に熱中していった。中学、高校と吹奏楽部でトロンボーンを続け、プロを目指して東京音楽大学へ進学。アルバイトを掛け持ちして学費と生活費を稼ぎ、練習に打ち込む毎日をおくる。しかしお金も体も限界、辞めようかと考えていた2年生の時に転機が。ドイツ在住の先生からレッスンを受けに来ないかという誘いがあり、学費が無料のドイツなら続けられるとベルリンの大学へ行くことを決意した。ドイツに渡って11年。今や楽団の演奏のほか、楽器工房とアーティスト契約を結び、自身のアイデアを取り入れたオリジナルのトロンボーン「なを美モデル」が完成するなど充実した日々をおくっている。順風満帆に見えるなを美さんだが、今のオーケストラに入るまでに受けたオーディションは実に50回を数え、苦労の連続だった。長く遠い道のりを経てようやく夢を掴んだなを美さんに、応援し続けた母の想いが届く。