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#040「アメリカ/サンディエゴ」 1月25日(日) 午前10:25〜10:55


■内容

今回の配達先は、アメリカ・カリフォルニア州の南部の町、サンディエゴ。
サンディエゴで、ドッグトレーナーとして働く鈴木博美さん(34)と大阪市で社員食堂を営む父・宏造さん(63)、母・光子さん(58)をつなぐ。

もともとは幼稚園の先生をしていたという博美さん。「なにがきっかけでドッグトレーナーになられたのですか?」と聞く山口に、「私たちも知らないんです。結婚した後に言い出したのだけど…」と両親。

サンディエゴへは、およそ9500キロ、12時間の旅。アメリカ西海岸・南部に位置するサンディエゴは、人口130万人を超える大都市でありながら、田舎風のたたずまいを残し、アメリカで最も魅力的な街と言われている。また、アメリカでも有数のドッグフレンドリーな街として知られ、数多くのドッグパークやドッグビーチが点在している。それだけに飼い主のモラルには厳しく、犬に対するしつけやトレーニングに対する意識が高い街でもある。

博美さんは、ドッグトレーナーを目指して、4年前に渡米。アメリカ人トレーナーの元で3年間修行し、今は独立してドッグトレーナーの会社を立ち上げている。現在、博美さんは夫の博之さんと二人暮らし。博美さんが飼っているのは4頭のゴールデンレトリーバー。この4頭はペットであるのと同時に、お客さんにトレーニングの手本を見せる「デモドッグ」でもあるのだ。

博美さんの仕事場は、お客さんのお宅。博美さんのトレーニングでは「犬」以上に、「飼い主」への指導が大切にされる。「常に犬と接する飼い主が、最高の指導者であってほしい」、それが博美さん独自のオーナートレーニングという考え方なのだ。

博美さんに、ドッグトレーナーになったきっかけを聞くと、「子供の頃から何よりも動物が好きだった。一度は就職したものの、新婚旅行で犬と一緒にサンディエゴを訪れ、のびのびと走り回る犬の姿に感動し、この街でドッグトレーナーになる決意をした」と。

博美さんは、アメリカで会社を興すため「ステイタス」という滞在許可証を取得。しかし、この許可証はアメリカ国外に出ると無効になってしまう。そのため、この4年間一度も日本に帰ることができなかったという。

博美さんのドッグトレーナーの収入と、グルーミングショップで働く夫の博之さんの収入を合わせても、生活はギリギリ。そんな状況でも博美さんが頑張り続けられるのは、食堂で両親が懸命に働く姿をずっと見てきたからだという。

そんな博美さんへの届け物は、「両親が働く食堂の『きつねうどん』」。子供の頃、食堂を手伝いに来た博美さんに、お父さんとお母さんがいつも作ってくれた思い出の味だ。10年ぶりに食べる懐かしい味に、博美さんは涙を流して…。












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