激しい地上戦が繰り広げられた沖縄、記録フィルムに登場する“震える少女”は「私だ」と名乗り出た女性が語る“記録の裏側”と“記憶の事実”

78年前に終結した「沖縄戦」では、20万人以上が亡くなったとされるだけでなく、多くの「記録」も焼失。戸籍簿もほとんどが失われたことで、戦没者の名前すら判明しない例もあります。そのような激しい地上戦の実相を伝えるために大きな役割を果たしているのが、米国公文書館から買い取られた記録フィルムです。そこに映り、沖縄戦の象徴ともなっている“震える少女”について「私だ」と名乗り出た女性がいます。女性が語る映像の真相、記録映像に映っていない「記憶としての事実」とは…。「記録は“一面の事実”にすぎない」。「記録」と、その裏側にある「記憶」をたどる中で見えてきたのは、真実にたどりつくための、記録との向き合い方でした。

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