ytv初「フードドライブ」全力で応援中!
「いただきます」をみんなに。
今、ytvに集まるステキな人たちをご紹介。
サステナビリティ部の川合アンナがリポートします。

フードドライブって知ってる?

「フードドライブって知ってる?」。きっかけは夏まっさかりのある日、サステナビリティ部のメンバーでしていた軽いノリの雑談でした。うっすらとしかその活動を知らなかった私は、記者をしていた部長に連れられて、ytvのご近所にある生活協同組合「おおさかパルコープ」(大阪・京橋)を訪ねました。そこで出迎えてくれたのが、大阪でのフードドライブの第一人者と言っても過言ではない、常務理事の松岡賢司さん(61)でした。
「フードドライブをやってみたいのですが・・」、恐る恐る話しを切り出してみた私・・。
「大丈夫ですよ、やってみましょう!」、拍子抜けするほどに軽いノリの言葉が返ってきた。
こうして、ytv×おおさかパルコープの初めてのコラボレーションが実現したのでした。
「おおさかパルコープ」のフードドライブは、大阪市や守口市など府下8つの市で、子供食堂や母子支援団体など83カ所の施設に無償で食品を届けています。この食品はおよそ45万人の組合員が持ち寄る「寄付」とコープの食品で、直接、施設まで配送している生協は全国でも数少ないそうです。活動の状況を聞けば聞くほど、フードドライブ活動に対する、並々ならぬ情熱に圧倒されるばかりの私なのでした。

  • おおさかパルコープの松岡さん
  • ytv本社のフードドライブブース

かくして2022年11月3日(文化の日)、ytv初のフードドライブが始まりました。
場所は、ytv本社で開催中の秋のお祭り「シノビーパーク」。おおさかパルコープの皆さんが準備してくださった専用ブースには、フードドライブの紹介動画のほか、家族で楽しみながら学んでもらおうと昭和の風情満載の「スマートボール」を3台も配置。賞品としてそろえた、昔懐かしの「駄菓子」を目指して、連日、大人も子供も笑顔いっぱいの会場となっています。

  • スマートボールを楽しむ子供たち

ytvフードドライブを支えてくださっているのは、おおさかパルコープの組合員や子供食堂のスタッフ、大学生などのボランティアの方々です。実はその中で、ミャンマー出身の若者たちが連日、手伝ってくださっています。ミャンマーは去年2月、軍事クーデターが勃発し、現在も市民による激しい抵抗運動が続いています。家族を残したまま帰国できない若者たちが多く、日本から平和を訴える活動を続けています。
松岡さんによると、おおさかパルコープとミャンマーには長年、職員を研修目的で派遣してきた「縁」があるということです。ミャンマー出身の小川モモウさんは、「毎日、人々が殺されています。ジャングルに避難して、食事もままならず厳しい生活を強いられている大勢の人たちがいます」と話してくれました。モモウさんも政変で旅行業ができなくなり、今は、大阪の介護事業者の協力を得て、若者たちの就労支援に力を尽くされています。

  • おおさかパルコープの松岡さんとミャンマー出身の小川モモウさん
  • ミャンマーのドキュメンタリー映画

ytvフードドライブには、これまでにご近所の方や、シノビーのツイッターを見て駆けつけてくださった方々からの食品をお預かりすることができました。ytvで働く私たちも微力ですが、食品の寄付に参加しています。
11月17日現在、お預かりした食品は、お米やレトルト食品、お菓子など、およそ100品目、総量22kgとなっています。これらの食品は、おおさかパルコープの方々が、すでに子供食堂や母子施設などに届けてくださっています。
フードドライブにご協力くださり、本当にありがとうございます!

  • 来場者の皆さんがおうちの食品を寄付してくださいました

ytv秋のお祭り「シノビーパーク」は、大阪城公園で開催中の「大阪城極上ラーメンストリート」と一緒に、11月18日(金)から20日(日)と25日(金)から27日(日)まで開催しています。皆さまからの温かいお心づかいに感激し、感謝の気持ちでいっぱいです。ytvはこれからもフードドライブを応援し、継続的にPR活動を続けたいと考えています。
ぜひ期間中、シノビーパークに遊びにいらしてください。
スタッフ全員でお待ちしています。