みいちゃんのお菓子工房
~場面緘黙症 少女の夢~
滋賀県近江八幡市に住む杉之原みずきさん(14)。みんなから「みいちゃん」と呼ばれる彼女は、場面緘黙症(ばめんかんもくしょう)という不安症があります。家族とは話すことができますが、他人の前では難しく、緊張が強くなると体の動きも固まってしまいます。小学4年生のときに不登校になりましたが、その頃に始めたお菓子作りで才能が開花。家族の支えで、6年生のときに「みいちゃんのお菓子工房」をオープンします。しかし、中学生になり、お店が有名になるにつれ心には異変も…。「ケーキでみんなを笑顔にする」というみいちゃんの夢。娘を自立させたいという親の願い。小学生の500人に1人とも言われる場面緘黙症の少女と家族の物語です。







