令華 のまなざし -DV家庭で育った私だから-
レイカさんは24歳。忘れられない記憶、それは2歳の頃、父親が自分を抱きかかえながら、母親を殴っていた姿だ。「児童虐待防止法」は両親のDVを見せることも「虐待」だと定め脳への深刻なダメージも指摘されている。しかし社会の理解は進まず放置されているのが実情だ。レイカさんの夢。それは弁護士になるということ。児童虐待やDV…家庭内の暴力は、なぜ減らないのか。あるDV家庭で育った子供の15年の記録を通して考える。