2020年8月に開かれる『東京パラリンピック』。約160か国・4000人が、障害を背負いながらも22の競技でメダルを目指し、しのぎを削ります。神戸市にも卓球でパラリンピック出場を目指す高校生がいます。3年生の友野有理さん（18）です。小学生の時に小児性の脳梗塞を発症し、今も右半身にはマヒが残ります。そんな彼女をサポートするのは3歳上の姉・稜子さん（21）。自身も全国大会に出場するほどの選手でしたが、現在は大学で理学療法を学び、妹のサポートに専念しています。利き手を左に替えて卓球を続ける高校生の妹と卓球をやめ、そばで支える大学生の姉。喧嘩もすれば、共に感動し、励ましあう二人が二人三脚でパラリンピックを目指す姿を伝えます。