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#025「アメリカ/ハンティントンビーチ」 10月5日(日)午前10:25〜10:55


■内容

日本と海の向こうをつなぐのは、山口智充。
今回の配達先は、アメリカ西海岸にあるハンティントンビーチ。
オーダーメイドのバイク職人として裸一貫からのしあがりアメリカンドリームを掴んだ近澤泰良さんと滋賀県草津市に暮らす父・近澤誠一郎さん(70)、母・佳子さん(68)をつなぐ。

「何が心配ですか?」と聞く山口に、「どうゆう生活をしているのか、ちゃんとまわりと溶け込んでいけているのかが心配です。」と両親。

アメリカへは、飛行機で11時間、9300キロの旅。泰良さんの住む西海岸とは遠く離れた山間部の田舎街・スタージスへ到着。この町で開かれている世界最大のバイクショーに出品している泰良さんを訪ねた。

泰良さんは、オーダーメイクのバイク職人。客からのオーダーを受け、車体のデザインからパーツ、そして組みたてにいたるまで、全てを一から作り上げる。バイク雑誌の表紙も飾る泰良さんは、全米でも5本の指に入るトップクラスのバイク職人。これまでに製作したフルカスタムのバイクは、約50台。1台を作るのに半年もの時間をかけ、世界にたった一つしかないオリジナルバイクに仕上げる。

驚くことに緻密な設計図など無く、描くのはラフなイメージイラストが1枚だけ。
全て勘だけを頼りに一つ一つの部品を手作りで仕上げていくのだ。
泰良さんと同じように、アメリカでバイク職人として活躍している日本人は「大リーグで言えば野茂みたいな人。一番最初にやって旗を立てた人」と語る。

日本から裸一貫でアメリカへ渡り、バイク作りに没頭した14年間。今ではバイク職人として押しも押されぬ地位と名誉を手に入れた。しかし思い起こせば、最初の5年間は全く仕事にありつけなかったという。その間も両親に弱音を吐くことも頼ることも無かった。「負けん気の強さは母親から、頑張りやなのは父親から受け継ぎ、乗り越えられたと思う」と泰良さん。

小さい頃からどんなことがあっても弱音を吐かず、決して助けを求めてこなかった泰良さん。そんな泰良さんの性格をよく知る両親からのお届けものは「イラスト付のバイクの発注書」
「もしお客さんがいなくなった時に、私たちにバイクを作ってほしい。それが商売の足しになるならば…」という両親の想いが込められていた。















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