次回予告

#58010月25日(日) 10:25~放送
鹿児島県・奄美大島
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鹿児島県の奄美大島で染色家として奮闘する井村聡子さん(43)と、京都府で暮らす家族をつなぐ。聡子さんが働くのは、奄美の伝統工芸「大島紬」の染色工場(こうば)。木を原料とする染料と泥の成分を化学反応させるという島特有の土壌を利用した染色方法は、1300年前から変わらない伝統技法だ。世界でもここでしかできないそんな技術を頼って、工場には国内外のアパレルメーカーからも発注が舞い込む。天然の素材はその時々によって状態が違うため、染料の配分は自分の感覚だけが頼り。聡子さんは何度も同じ工程を繰り返して、発注元が指定した色に近づけていく。17年前に奄美大島へ渡るまでは定職にも就かず、自由な放浪生活を送っていた聡子さん。ひょんなことから始めた染色の仕事に、今では自分の天職だと感じるほどのめり込んでいる。実は、京都の母親には奄美大島に来たことも、結婚し子どもが産まれたことも事後報告だった。小さい頃から厳しかった母には逆らえないからこそ、自分の思いや考えを話さなくなったのだという。家を飛び出して以来ほとんど連絡もない娘へ、母が今届ける想いとは。