


インドネシアのバリ島で動物保護に取り組む加納良一さん(49)と、兵庫県の母をつなぐ。妻の佳織さん(43)とともに、34匹の元保護犬と暮らしている良一さん。きっかけは2016年、バリに来たばかりの夫婦の家に、皮膚病にかかったガリガリの犬がやってきたことだった。夫婦とも動物と暮らした経験はなかったが、手探りで飼育を開始。すると、次第に周辺でかわいそうな状態の犬を何匹も目にするようになり、どんどんと家族が増えていったという。実はバリ島は野犬が非常に多く、深刻な問題となっている。良一さん夫婦は出来る限り面倒をみているが、それでもこぼれ落ちた生命は数え切れないほどあったいう。元々は、多忙な仕事で疲れた心身を癒そうとやってきたバリ島。ここで犬たちと出会い、彼らが置かれた現状を変えようと行動する息子へ、母が届ける想いとは。