次回予告

#53811月24日(日) 10:25~放送
オランダ・ロッテルダム
  • bb9qdjwruipmcrbh2ympkkns25ehou.jpg
  • ahxgjmf7cxhnu2ce7ltsolg8tuajqm.jpg

オランダで写真家として奮闘する大谷臣史さん(47)と日本の家族をつなぐ。時代に逆行するかのようなクラシックな大判カメラを駆使し、たった1枚のフイルムに魂を込めて撮影する臣史さん。普段もフイルムカメラを肌身離さず持ち歩き、何気ない街の風景を独特の感性で切り取っている。そんなカットを写真集にまとめるなど地道な活動が実を結んで、7年前、世界中から若手フォトグラファーが集まるコンテストでグランプリを受賞。今ではオランダ王室公認の写真家にまで上り詰めた。実は、臣史さんの父親は無形文化財に選ばれた信楽焼の名匠。臣史さんも同じ道を歩むべく修業を重ね、信楽で焼き物を作っていた。31歳の時、自身の焼き物に対する情熱に疑問を感じていた臣史さんは、これまでと違う新しい作品を生み出したいとオランダに渡り芸術大学の陶芸科へ。だが自分の殻を破るために来たはずが、陶芸家としてのプライドが足かせとなり行き詰まってしまう。そこで現状打破を図って2年目で写真科へ移籍し、35歳で写真家に転向。そのきっかけであり原点は、父が自作の焼き物を撮影していたフイルムカメラだった。周囲が期待する「2代目」の看板に反発し、新しい焼き物を作ろうとオランダにやってきて16年。今は別の道を歩む息子へ、信楽で窯を守り続ける父の想いが届く。