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#024「アメリカ/サウスカロライナ」 9月28日(日)午前10:55〜11:25


■内容

日本と海の向こうをつなぐのは、山口智充。
今回の配達先は、アメリカ南東部のサウスカロライナ州。
レッドソックス傘下のマイナーリーグ投手、松尾晃雅さん(26)と愛知県に暮らす母・松尾恵美子さん(59)をつなぐ。晃雅さんの夢は日本のプロ野球に入ることだという。

「なぜ、アメリカのマイナーリーグに行かれているのですか?」と聞く山口に、「昨年、日本のプロ野球のドラフト指名が確実と言われていたのに、名前を呼ばれず本人はかなり落ち込んだ。その後、アメリカ行きのお話をいただいたので…」と母。

アメリカへは、飛行機で15時間、11550キロの旅。晃雅さんは遠征のためノースカロライナのグリーンズボロにいた。所属するマイナーリーグの試合があるのだ。身長190センチ近い選手がほとんどの中、175センチの晃雅さんはかなり小柄だ。しかし先発ピッチャーとしてローテーションの一角を任されている。試合終了後は、その日のうちにバスに乗って地元に戻る。年間142試合、遠征ばかりの日々。時には10時間かけて帰ることもあるという。

晃雅さんは、昨年まで四国・九州アイランドリーグに所属、マックス150キロの速球を武器に年間MVPに輝き、プロ野球からのドラフト指名は確実と言われていた。しかし、結局ドラフトで名前を呼ばれることは無かった。その悔しさをバネに、今年こそ日本のプロ野球入りを果たすため、アメリカに渡ったのだという。今年26歳の晃雅さんはラストチャンス。今年のドラフト指名で名前が呼ばれなかったら野球をやめる覚悟で挑んでいるのだ。

晃雅さんが暮らすのはサウスカロライナ州グリーンビル。月給は約9万円。
家賃12万円、2LDLのマンションを5人でシェアしている。外国人との生活では、習慣の違いに戸惑うことも多いという。同居人のチームメイトは、晃雅さんのことを「性格もいいし、面白い。仲良くしている」と。恵まれているとは言えない環境で、選手たちはそれぞれの夢に向かって戦い続けているのだ。

晃雅さんが野球を始めたのは、小学3年生の頃。その後、甲子園に出場したこともある名門高校に入学し、これからという時に両親が離婚。母は何とか野球を続けさせたい一心で昼夜を問わず働いた。晃雅さんは、その母の姿が忘れられないという。プロになって母親に楽をさせてあげたい。それが晃雅さんの原動力になっているのだ。

そんなお母さんからのお届けものは、「晃雅さん大好物のハヤシライス」
かつて母が忙しい合間を縫って作ってくれた思い出の味。8年ぶりに食べるお袋の味を前に、晃雅さんは当時を思い出して…













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